高知優駿
こうちゆうしゅん
高知競馬場で行われる地方競馬のクラシックレース。
高知三冠の1つ。
概要
高知県競馬組合が高知競馬場ダート1900メートルで施行する地方競馬の重賞競走である。「黒潮ダービー (回次)高知優駿」と表記される。格付けは「重賞」。
高知三冠レースの1つ。
1973年に距離1410メートルのサラブ4歳優駿として新設、翌年からは距離1600メートルに定着し、サラブ4歳優駿・やいろ鳥特別(1979~1983年)→黒潮ダービー・やいろ鳥賞(1984 - 1996年)とレース名の変遷を経て、1997年より現在の名称及び距離で行われるようになる。 高知競馬三冠レースの第二戦として、位置付けられている。 2017年からはダービーシリーズの構成競走となり、全国交流競走となる。2018年には佐賀競馬場所属で九州ダービー栄城賞勝馬のスーパージェット号が優勝し、初のダービーシリーズ2冠馬となった。
過去のレース名称で使用されていた「やいろ鳥」は、高知県の県鳥。
競走条件
出走条件
サラブレッド系3歳、地方競馬全国交流。
他地区所属馬は重賞で5着以上の実績が必要。高知所属馬は直近の所属後に高知で出走経験が必要。
出走枠は他地区所属馬4頭(同一厩舎または同一馬主は2頭以下)、高知所属馬8頭と定められている。
黒潮ジュニアチャンピオンシップ・金の鞍賞・土佐春花賞・黒潮皐月賞で優勝した馬に優先出走権がある。
負担重量:定量。56kg、牝馬2kg減。
優先出走権付与
本競走で上位3着までに入った高知所属馬に、黒潮菊花賞の優先出走権が付与される。