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若駒賞の編集履歴

2022/12/04 17:03:00 版

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概要

岩手県競馬組合が施行するサラブレッド系2歳馬による地方競馬の重賞競走(M2)である。盛岡ダート1600mで争う。

1981年に盛岡競馬場のダート1420mのサラブレッド系3歳(現2歳)の岩手所属馬限定の特別競走「若駒賞」として創設。創設当初から1999年まで特別競走として施行され、2000年から重賞競走に格上げとなり、南部駒賞への前哨戦として位置付けられ、上位2着までに南部駒賞への優先出走権が与えられる。

2002年では岩手めんこいテレビから優勝杯の提供を受け、名称を「MIT杯 若駒賞」として施行された。2004年では東日本・九州地区交流競走として施行、2005年から2006年までは地方競馬全国交流競走として施行された。

2007年では施行場を水沢競馬場のダート1600mに変更しオープン特別競走に格下げ、更に南部駒賞への優先出走権付与が優勝馬のみに変更されたが、2008年から再び施行場を盛岡競馬場のダート1600mに戻し、重賞競走に格上げされ、更に南部駒賞への優先出走権付与対象を上位2頭に戻し、この年から未来優駿シリーズに選定された(2019年まで)。

2009年から盛岡市から優勝杯の提供を受け、名称を現在の「盛岡市長杯 若駒賞」に変更した。 2007年から2009年まではスタリオンシリーズ競走に指定され、2007年では「ファルブラヴ賞」、2008年では「ソングオブウインド賞」、2009年では「キッケンクリス賞」、2011年では「ファルブラヴ賞」として優勝馬の馬主に副賞として種牡馬の配合権利が贈られた。なお、2010年と2012年以後はスタリオンシリーズ競走から除外されている。 2014年に南部駒賞の優先出走権付与対象が上位3着馬までに変更された。

2016年に岩手競馬で重賞格付け制度が開始され、M2に格付けされた。

2022年はジュニアグランプリのトライアルとなった(優先出走権付与対象は上位3着以上)。

2022年現在の本競走へのトライアルは、若鮎賞となっている。2021年以前はサラブレッド系2歳・岩手所属馬限定の定量の重賞競走「ビギナーズカップ」で優先出走権付与対象は3着以上馬であった。なお、2006年以前は「若松賞」が本競走へのトライアル競走であり、上位2着までに本競走への優先出走権が与えられていた。

競走条件

条件

サラブレッド系2歳、岩手所属。

トライアルの若鮎賞で上位3着までに入った馬に優先出走権がある。

負担重量

定量、55kg(牝馬1kg減)

優先出走権付与

上位3着までに入った馬にジュニアグランプリの優先出走権が付与される。

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