瀬尾結月
せおゆづき
CV:沢城みゆき(ドラマCD/テレビアニメ版)
※歌声はオペラ歌手による差し替え
人物像
佐倉千代のクラスメイトであり友人。
ルックスは御子柴、鹿島に次いで良いようであり、スタイルも女性陣トップクラスの胸のサイズを誇る。制服は着崩していることが多く、裸足に靴を履いている。
外見に反して性格はガサツにして乱暴。
自称「気遣い屋」だが、実際は全く空気が読めないという自意識過剰な女子。余計なひと言を言ったり、大事な場面に水を差したりと、人をイラつかせることに関しては負の意味で素晴らしい才能を持っており、マイペースの野崎にさえ、普段の彼女の行動に常に引き気味というレベルである。
しかし、空気は確かに読めないが、千代に自分の傘を差しだしたり若松にカッターをプレゼントしたりと普通に気を遣っている場面もあり、日頃の言動でイラつかせつつも友人たちとは普通に友達付き合いをしている。
千代との友達付き合いも、サバサバしつつもそれなりのもの。ちなみに友人になった経緯は「出席番号が近いから」。
スポーツが得意であるため運動部に呼ばれることも多いが、瀬尾はルールすら無視する勢いで自分勝手なラフプレーを繰り出すため、その真の目的は助っ人ではなく最悪の仮想敵兼反面教師。
チームプレイの大事な運動部では、部員らが普段の自己のプレイを見直し反省するために登場させられる。ちなみに、当人はそれに気付いてない。でも凄く楽しんでる。
そんな彼女は、声楽部所属。その歌声は本人の性格とはかけ離れた美しく清らかな声であり、この落差からついた異名は「声楽部のローレライ」(訳:美しい歌声で船人を誘惑し破滅させる魔女)
この異名について当の結月本人は
「黙ってた方が夢があるんだろ?なら、夢見させてやりたいじゃん」 「…まぁ、その夢は私がぶち壊すんだけどな」と、全力で利用して楽しんでいる模様。
84話で一時期「声楽部のヒグマ」になっていたが、結局ローレライに戻った。「ぐしゃって潰してドゴッて落とすんだぜ!!! 手も触れずにな!!」
ちなみにコンクールに出る時は髪型を変え服装も整えて喋らない。先輩達が頑張った結果、コンクールの時は大人しくしてる。喋らないので、「浪漫学園の人魚姫(リトルマーメイド)」と他校の生徒には言われている。
上記のバスケ部助っ人参加で知り合った若松を気に入っていて、「若」と呼んで可愛がっており、試合では楽しく叩きのめしている。本人の気も知らないで。
若松にだけお土産を買ってきたり、映画に誘ったり、若松が(勘違いが元だが)選んだ下着を購入したりとそれだけ見ればカップルにも見えることをやっていたりする。
なお、上記に加えてローレライのギャップにドン引きし「歌声詐欺」とコメントした野崎も、夢野咲子としては彼女と後輩のつきあいは歓迎している。主に漫画のネタ的に。
124話では、とうとう若松がローレライの正体を信じるに至った(以前から告白は幾度かしていたがスルーされた)が、意外にも若松の中で『ローレライ>自分』なのではないかと気にするような描写があった。
製作秘話にて、「本当はめちゃくちゃ歌が下手だが何故か若松だけ寝る」という案もあったらしいが、それだと良いところがなさすぎるということで今のようになったという。