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T-50(練習機)の編集履歴

2023-01-22 17:26:06 バージョン

T-50(練習機)

てぃーごじゅう

ロッキード・マーチンから技術的支援を受けて開発された超音速ジェット練習機。正式名称は「T-50 ゴールデンイーグル」。

概要

韓国がロッキード・マーチンからの支援を受けて開発した軽量単発ジェット機。

韓国政府、韓国航空宇宙産業、ロッキード・マーティン(LM)の合同事業であり、韓国初の準国産超音速機となる。


外見がLMを代表する戦闘機・F-16に類似しており、言わばF-16の小型版と言える機体となっているが、それもそのはず。韓国の主力戦闘機でもあるF-16のパイロット養成を想定した設計になっているためである。よってコックピットのレイアウトもF-16のものを踏襲している。

シミュレータも搭載しており、別のシミュレータを使用することなく実機で仮想訓練が可能になる。


F-16の運用国を中心にした輸出販売もLMと共同で積極的に行われており、インドネシア、フィリピン、イラク、タイ、ポーランドに採用されている。

ただし現代では少数派の超音速練習機であるため、価格は練習機としては高めである。

派生型

  • TA-50

軽攻撃機仕様。11か所のハードポイントを持ち、最大搭載量は5.4t。多種の対地兵器に加え、自衛用にAIM-9を搭載可能。

A-37攻撃機の代替を目的としている。


  • FA-50 ファイティングイーグル

戦闘攻撃機仕様。

イスラエル製のEL/M-2032レーダーを搭載しており、AIM-120を搭載しての有視界外戦闘が可能となったほか、合成開口モードにより対地攻撃の精度も大幅に向上している。

当初予定では9tもの搭載量を獲得する予定だったが、現状は5.4tとなっている。

A-37及びF-5の代替を目指している。


  • FA-50PL Block10 / Block20

FA-50 ファイティングイーグルをベースとした輸出用軽戦闘機。

ポーランド共和国仕様にローカライズされた輸出用FA-50である("PL"はポーランドの簡略記号)。

噴式推進器は『GE-Aviation F414-EPE』エンジンを技術移転承認・純国産化した『F414-GE-400K』(推力:120kN)エンジン×1基、電探は(高性能・高価格な韓国製AESAレーダーより性能は劣るものの)低価格で費用対効果に優れるレイセオン・テクノロジーズ社製『PhantomStrike』AESAレーダーを搭載予定。

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