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タタラ(東京喰種)の編集履歴

2023-07-04 20:14:36 バージョン

タタラ(東京喰種)

たたら

タタラ(Tatara)とは、石田スイによる漫画作品『東京喰種』に登場するキャラクターである。

趣味囲碁(兄に教わる)・読書(高槻泉作品)

活躍


初登場は第6巻。アオギリの樹のアジトに連れられて来た金木の腹を出会い頭に貫き、彼の赫眼を確認すると、戦力として使えないと判断し、その処遇をアヤトに一任。そして金木が半喰種になるキッカケを作った嘉納、そしてそれを知らないはずがない芳村について言及し、金木に疑念を植え付けた。

ノロにアジトを任せCCGを11区に陽動させた後、エトを含む本隊と共に23区の喰種収容所『コクリア』を襲撃し成功。鯱やナキを筆頭とした危険度の高い喰種を解放し、組織の戦力を拡大した。

物語後半の『梟討伐作戦』では、ノロや複数の構成員と共に突如戦場に乱入し、「王が通る」と告げ通行を妨げる亜門、滝澤、そして第四部隊を襲撃し、負傷した捜査官達を大量に誘拐して嘉納に実験体として提供した。


〜東京喰種:re〜

前作の戦いでヤモリや瓶兄弟を始めたした幹部を相次いで失った為、勢力を各区に広げ、三枚刃のミザをはじめとした実力者を傘下に迎え入れている。

その一方で、味方にならない勢力を排除し、ときに部下を切り捨て、替えのきく駒として扱う冷徹な姿勢はアヤトや一部の者達から反感を抱かれていた。ただし、これはあくまで中立的な立場であって冷静に物事を判断しているにすぎず、感情的な部下を牽制する役目も担っている。


来たる流島でのCCGとの決戦では、因縁の相手である法寺班を単身で迎え撃つ。その際、10人以上の特等捜査官を葬ったSSレート喰種であった兄よりも危険度が高いことが判明。赫者形態となり、4000℃の火焔を撒き散らし、圧倒的な戦闘力で瞬く間に捜査官たちを一掃。アキラですら全く隙を見出せないほどの強さを見せつけた。彼の兄を駆逐した法寺に着実にダメージを与えられ、追い詰められるものの、彼の予想を大きく変えたスピードで距離を詰め、火焔でトドメを刺そうとするが……


「いょお★」


ここにきて、滝澤が乱入し、叛逆。

滝澤はCCGに返り咲くための手土産、そして何より20区での借りを返すためにタタラと交戦を開始。4000℃の火焔で手傷を負わせるものの、半赫者形態となった滝澤の前に敗れ、腹を貫かれて死亡した。


(王 望みのものは手に入ったか)


死の間際、彼は梟討伐作戦の際、隻眼の王が手に入れたものを見届けており、エトと王の真実を知っていた数少ない人物であったことが判明。


(俺はどちらも……)


「……エ…ト…」


エトとの出会いはまだ不明であるが、流島での「またな」という発言や、死亡する間際の台詞。更にアニメでは20区での決戦前、雪に戯れる彼女を優しく眺めている描写が描かれており、エトに特別な想いを寄せていた模様。

法寺への復讐も果たせず、エトに想いが届くこともなく呆気なく死亡という、望んだものはどちらも手には入らないという何とも呆気なく、悲惨な結末を迎えた。


戦闘能力


赫子とタタラ


赫子のタイプは尾赫であり、太く長い赫子を高速で振るい戦闘を行う。


タタラ


赫者へと変化すると上半身を赫子で纏い、肩部分から2本の棍棒のようなものが発現する。頭部は蛇のように変形し、その様相はまさしく赫子の鎧。

最大の特徴として、口からは4000度の高熱を伴ったRc細胞を放出することが可能。兄譲りの特殊な赫子より発する火焔の様は『炎の舌』であり、これが赤舌の所以でもある。おそらくは彼の通り名である「タタラ」もそこから来ているのだと思われる。


余談


本編ではギャグ要素もないクールキャラであるがおまけ漫画では密かに絢都の身長を気にしたり、自身の素顔の想像絵を描いた犯人を学級委員長の如く探そうとしたりするなど意外な一面を覗かせている。



関連タグ


東京喰種

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