CV:田村ゆかり
田村ゆかり女史のキャリアでは初のレギュラーの成人女性キャラクター。(デビューから間もない頃に、映画版クレヨンしんちゃんで成人女性のゲストキャラを演じたが、TV番組でのレギュラーでは初であった)
舞-HiME
誕生日4月6日。24歳。牡羊座。B型。身長157cm。体重45kg。
風華学園で日本史担当の非常勤講師をしている女性。大学院生で古代史を専攻していたが、追い出されたらしく、親友のコネで風華学園に就職した。(その事から、教員免許を保有していると思われる)
熱血派でドジな所も多いが、性格や言動のイメージとは裏腹に、実年齢は20代半ばで、能力者として最年長だけあって、HiME達の中で最も人格的に落ち着いている。好きな事は史跡巡りと古書店荒らしで、苦手な事は細かい気を使うような作業である。好きな言葉は「正義は勝つ!」だが、作中では「吶喊!!」も好んで使っていた。なお、中の人に関連して、17歳という年齢にこだわりがあるようである。
「蝕の祭り」の真の目的が判明する前には、舞衣やなつき他7人でオーファンから学園を守るという目的のため、HiME戦隊を結成しようとしていた。しかし、風華学園周辺の伝説について調べているうちに、HiMEに隠された重要な秘密につきあたる。教師として、生徒たちの争いをなんとか食い止めようと尽力するが、結局は自らも戦いに巻き込まれてしまい、最後は深優再起動の時間を稼ぐために命と対決、チャイルドである「愕天王」を屠られる。
最終話では大学に復帰、復活した佐々木教授とともに古代遺跡を守るために忙しいようである。
ゲーム版(運命の系統樹)
初めから風華学園の教師として登場する。以前は舞衣やあかねが働くリンデンバウムで共に働いていた。想い人はアニメ版と同じく佐々木教授。自ら他のHiMEと戦うことはないが、殆どのルートで誰かしらに襲撃され、敗北してしまう。
漫画版
風華学園の正式な教員として勤務する傍ら(ただし、16話までは出張中で不在だった)、対オーファン部隊のリーダーを務める。『鍵』はペットのインコ。
初登場回である第17話では、南沙織の『17歳』を歌いながら登場。 チャイルドである「愕天王」の真の姿である巨大ロボ「愕展大王」と必殺技である「碧ダイナミック」を披露している。
舞-乙HiME
後継作の舞-乙HiMEでは、「ミドリ」という名となっており、テロ集団「アスワド」の首領として登場。こちらでは舞-HiMEと打って変わって、カリスマ性と冷静さを備えつつも、敵に冷酷非情なキャラとなっている。言動は立場相応に冷酷非情だが、同胞や匿った者には優しい側面を見せる。こちらでは、奇病の治療の措置の副作用で本当に17歳で肉体年齢が固定されていると設定されている。
漫画版
こちらではTVと違い、舞-HiME寄りの熱血漢キャラで描かれている。
シュヴァルツの頭領であり、自称17歳、首もとに「sex XVII(17歳)」とあるように誰が何と言おうとも17歳を貫く。インコを連れている。
オトメのGEMを参考に作られたREMによる高次物質化能力を操り、生身でもマイスターオトメ二人の攻撃を弾き返す恐るべき戦闘力の持ち主。
現在の惑星エアルを支配する貴族階級と王制を腐敗極まる圧政者と見做し、封印された黒科学の力で真に平等な世界を築くために、手段を選ばず革命へと邁進する理想主義者。
装着型スレイブ「愕天王」と究極合身(これの元ネタは聖闘士星矢)し、強攻装着型スレイブ「愕天神」となることで究極無敵の超戦士へと進化する。
武器はハルバード。その破壊力はカルデア帝国第二の都市であり随一の歓楽街でもあったマルドゥークを焦土と化し、カルデア軍一個師団をも壊滅させるほど。
捕らえられるまでに数千の死傷者を出し、【生きた破壊神(ウォーキングカタストロフ)】と怖れられている。
しかしそのポテンシャルはREMに大きく依存している為、REMを破壊されると自力で動けなくなってしまう。
漫画版『舞-HiME』と同様に初登場は17話であり、前作同様南沙織の「17才」を歌いながらの登場であった。必殺技はミドリ・ウルトラ・ダイナミック。当初はマシロと対立していたが、カルデアの黒い谷襲撃後にその資質を認め、和解する。
備考
高町なのはなどでのハイトーンボイスの演技が知られる田村ゆかり女史だが、この役では比較的に低めの声で演技しており、女史の珍しい演技が拝める。