この記事は連々編における重大なネタバレを含みます。ご注意ください。
概要
73話にてたかはし明は弟であるたかはし暗対し、超善人に打ち勝つにはこちらも底抜けの悪人となればいいと言い、なんと歌川国子の胸を貫いてしまう。彼女が倒れその場が騒然とする中、それでも何事も無かったかのように動き出す。血にまみれ、自分の胸に風穴を作った当事者をシバきながらピンピンしている彼女の胸にはチェーンに通された指輪*があった。
そう、彼女こそが死んで妖怪となった瑠莉だったのである。
経緯について
死後、がしゃどくろとなった後は病院にて理性なく夜な夜な暴走していたが、偶然研修医として赴任していたたかはし明の手で人の体と身分を手に入れた。
伏線について
・人間が死して妖怪となることは、43話で他ならぬたかはし明が話しており、あの発言は看護師(山姥)を作ったことに加えて、その当事者の出生に立ち会ったためである。また43話から73話まで、実に30話ぶりの伏線回収となった。
・他の人型になれるキャラクターに比べ変化の甘さが目立っていたが(銭湯回参照)、これはまだ妖怪になって数年しかたっておらず、変化そのものに慣れていないためと思われる。