ダズリングス
だずりんぐす
概要
その正体は海の魔物と伝えられてきた伝説のセイレーン。
歌で他者を操る能力を持ち、争いを起こさせることによって発生するマイナスエネルギーを赤い宝石に吸収することで力をより強大なものにできる。その能力がエクエストリアの脅威となる前に、ヒゲの魔法使いスタースワールによって異世界(人間世界)へと追放された。
人間の女子高生の姿となって生活をしていた所、前作のサンセットシマー戦での友情魔法を目撃。その強力なパワーを吸収して真の姿へと戻るべく、転入生としてキャンタロット高校の音楽祭に参加。当初は和やかな雰囲気で行われるはずだった音楽祭を、歌の能力を使い校長や生徒らを洗脳することで「バンド対決」ルールへと変更させる。周囲が一気に険悪な空気になる中で洗脳が効かなかったトワイライトスパークルたちに目を付け、彼女たちの友情を引き裂くために画策してゆく。
歌の能力だけあり歌唱力も非常に高く、劇中の挿入歌は一聴の価値アリ。主人公たちのバンドの明るい曲とは対照的な絡みつくような歌声に魅了されること請け合いである。
メンバー
アダージョ・ダズル(CV:嶋村侑)
ダズリングのリーダー。(画面中央)
メンバーの中では唯一の頭脳派で、傲慢だが面倒見は良い性格。部下の二人には手を焼いている。
アリア・ブレイズ(CV:高垣彩陽)
ダズリングスのメンバー。(画面左)
ムスっとした顔が特徴の皮肉屋。ソナタほどではないが、作戦を理解できないことがある。
ソナタ・ダスク(CV:潘めぐみ)
ダズリングスのメンバー。(画面右)
天然気味な性格で頭が悪い。好物はタコスでタコスの日になると喜んでいた。
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※ネタバレ注意
Mane6のバンドを目の敵にしていたトリクシーを利用し、ステージ下に閉じ込めることに成功(トリクシーのバンドは決勝に進むことができたが、決勝での対戦相手はその誘導をしたダズリングスだった)。監禁状態においた彼女達の内輪揉めによって発生したエネルギーとステージを見に来た観客たちのエネルギーを得たことによりセイレーンとしての姿を再び取り戻し、脱出してDJpon-3の後援(音を会場に届かせるためのDJカー)を受けたMane6と再び対峙する。
あと一歩のところまで追い詰めるものの友情の力によって新たな姿を得たサンセットシマーとMane6達の前に敗れ、エネルギーを吸い取る赤い宝石も砕けてしまった。三人はもう一度観客たちからパワーを得ようとするも、歌が壊滅的に下手になっており、最終的に観客たちにブーイングを浴びせられ果てはパンやグレープフルーツといったゴミを投げつけられるという(歌の上手さが力となる彼女らにしてみれば)かなり悲惨な結末を迎えた。
後日談(ミュージックビデオ)が出ており、そこで改心の様子がみられる(何故か上記の通り音痴になっていたにもかかわらず高い歌唱力を取り戻していた)。