サンセットシマー
さんせっとしまー
CV | 小清水亜美(吹)、Rebecca Shoichet(原) |
---|---|
職業 | セレスティアの弟子→キャンタロット高校生徒 |
キューティーマーク | 燃える太陽 |
種族 | ユニコーン/人間 |
「サンセットシマー(Sunset Shimmer)」とは、MLP劇場版アニメに登場したメインヴィラン。『Rainbow Rocks』では改心し、mane6とも仲良くなってヴィランでなく仲間になりほぼ主人公格に昇格したと言えるほど見せ場も増えた。
本編でのトワイライトのように、彼女もまた、迷いながらも仲間に支えられて成長していくことになる。
もともとはトワイライトの姉弟子に当たる立場であったが、欲しいものはどんな手段を使っても手に入れる強欲さと他者を顧みない性格が災いして、プリンセス・セレスティアから破門されていた。その後、キャンタロット高校の生徒としてEQG世界に潜伏、スクールカースト上位の生徒となって人間世界のスニップルズとスネイルズを従え、エレメントオブハーモニーを奪い、自らを破門したセレスティアへの復讐及び、ケイデンスが管理していた異世界への扉から行ける人間世界、エクエストリア双方を支配しようと画策していた。
二作目以降ではかなり性格が丸くなり、1作目での過ちもあり、どちらかというと慎重かつ臆病な性格になっていた。だが改心して以降も時々ヴィラン時代の気性の荒さが出ることがあり、それが原因で3作目ではサイトワイを傷つけてしまったり、「Forgotten friendship]」、「Sunset Baclstage pass」では過去の自らの過ちと向き合わざるを得なくなったり、(ピンキーにも非が無かったとは言い切れないにせよ)ピンキーパイの事を考えない自己中心的な行動が原因で彼女とのすれ違いを引き起こしたりと、自身の行動が原因で起きたツケを自ら支払うというのが彼女のメイン回では多い。
なお、セレスティアの事は自らを破門したとして憎んではいたものの、(捨て損ねたのかもしれないが)彼女からもらった連絡用の手帳をロッカーにしまっていたあたり、師への情は未だに捨てきれずにいたともとれる。
なお、連絡用の手帳にはエクエストリアとの希少な通信手段の一つが備わっており、ページに文字を書くとそれがトワイライトの持つ本に転送され、彼女とのやり取りができる。
名前の通り、燃えるようなタテガミと夕暮れの太陽のようなキューティーマークを持つ。
しかし1作目ではポニー形態で居る時間が短く、さらにほとんどのシーンでポーチに隠れてしまっているため、キューティマークを見る事はほとんどできない。マークの模様が明らかになるのはトワイライトに組み伏せられた瞬間の一瞬だけ(コマ送り必須)である。彼女のキューティーマークが明確に描かれるのは Tales of Canterlot High(キャンタロット高校物語)まで待つことになる。
なお、「キャンタロット高校物語」の際はなぜか体の彩度が露骨に下がっていた。
- 「エクエストリアガールズ」
「あなたって本当に役立たずよねぇ、だから動物の友達しかできないのよ!」
Mane6がクリスタルエンパイアに来るタイミングに合わせ、エレメントの一つであるティアラを強奪し、自らの目的のためにティアラの魔法を悪用し、EQG世界とエクエストリアを支配しようと画策するも、揉み合いの中で意図せず王冠が先に人間界にワープし、人間界のフラッターシャイに拾われてセレスティア校長の手に渡ってしまう。その王冠は学校主催のダンス大会「プリンセス・オブ・フォール・フォーマル」のプリンセスに与えられることになった為、エクエストリアから追ってきたトワイライトと対決することになる。
一作目時点での彼女はまさにメインヴィランとしてふさわしい凶悪さを誇り、
- 人間世界のMane5に偽のメールを送り付けて友情を破壊する
- 部下二人をけしかけてパーティーの飾りを破壊し、挙句その罪をトワイライトに着せようとする
- ティアラを落とし物だと思って届けたフラタシャイを上記のセリフで罵倒する
などなど、幾度となくトワイライトを苦しめた。
しかし、トワイライトが人間世界でも友情を築いたことにより次第に計画が乱れてゆき、上記の妨害工作も様々な原因が積み重なったことで不発に終わってしまう。最終的にティアラを強奪すべくティアラを渡さなければエクエストリアに繋がるポータルを破壊すると脅迫するも、こっちは魔法が無くてもやっていけると啖呵を切られた事により完全敗北を認める...
かに思われたが、取っ組み合いの末にティアラを強奪し、悪魔のような怪物の姿へと変身。Mane6を文字通り亡き者にすべく攻撃を仕掛けるも、友人たちがトワイライトを庇ったことにで本物の所有者であるエレメントオブハーモニーの力が反応、力を制御されて返り討ちにされてしまう。
その後は魔法で破壊された玄関の後片付けをさせられる羽目になり、人間世界に残ってトワイライト以外のmane6の面々に友情について教えてもらうことになる。
だが、この時騒動をある人物たちに目撃されたことが後に更なる脅威を呼び寄せる事に成るとは、この時は誰も知る由も無かった……。
- 「Rainbow Rocks(虹の冒険)」
再登場。前述の通り前作で敗北した後、学校中に自身の本性が知れ渡り孤立してしまっていたが、EQG世界のMane6らに受け皿として受け入れてもらい、友情を学んでいた。音楽祭の準備に取り掛かっていた矢先、転校生を装ってマイナスエネルギーを吸収しに来たダズリングスが襲来、和議あいあいとした音楽祭は一転して殺伐とした空気のトーナメント制へと変更されてしまう。
この事態に際してトワイライトを前述の連絡用の本で呼び戻して騒動の収束を図ろうとするも、バンドの私物化といった各個人のすれ違いとプレッシャーに押されて口出しができないトワイライト、ダズリングスに唆された生徒の足の引っ張り合いが原因で、次第にチームワークが乱れてゆき、自らも切り札である魔法をダズリングスに見せまいとレインボーダッシュの演奏の邪魔をしてしまい、よかれて思った事が裏目に出たこともあり何もすることができず、最終的には前作で残っていたエレメントの力を負のエネルギーに変換されダズリングスの完全復活を許してしまう。
だが言い争いを続けるメンバーを元ヴィランという立場を振り払い一喝、トワイライトにも優しくフォローをかけるなど、姉弟子としての威厳も垣間見せた。
最終決戦ではダズリングスとの戦いにボーカルとして参加し、トワイライトとのデュエットで見事ダズリングスを撃退したのであった。この一件で晴れて仲間として認められ、真の意味でMane6と「友達」となったのであった。
騒動収束後は再び人間世界に残り、トワイライトを見送った。
ラストは彼女へのメッセージ(初期でMane6らがセレスティアへの教訓として書いた〆の言葉のオマージュ)と、バンドの練習で締めくくられた。
背景プリンセストワイライト 会えなくてもう寂しい またすぐに会いたいわ! 前より学校にずっと居易くなった! でもまだ友情については解らないことだらけ... 困ったときはアドバイスをもらえると嬉しいわ! -あなたの友 サンセットシマー-
友人たちとの付き合いを経て、彼女もまた新たな成長を遂げてゆくのだろう。
また「Forgotten Friendship」ではセレスティアと和解している。
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