遠くの親戚より近くの他人
とおくのしんせきよりちかくのたにん
いざという時に頼りになるのは血のつながった遠い親戚よりも身近な他人であるということ。
説明
いざという時頼りになるのは、遠く離れた血のつながった親戚よりも近所に住んでいる他人であるということわざである。
たとえ血の繋がっている親類であっても、遠く離れて暮らしていれば行き来も少なくなり、情も通わなくなるもので、万が一急を要する出来事があった場合に助けられることはない。
仮に赤の他人であっても、自分の近くにいる人のほうが、かえって力になってくれるということ。
遠くの親類より近くの他人ともいう。
対義語には血は水よりも濃いなどがある。