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キスマイBUSAIKU!?

きすまいぶさいく

フジテレビ系列で放送されていたバラエティー番組。2017年10月からは『キスマイ超BUSAIKU!?』に改題。 番組コンセプトは『アイドルなのにブサイク!?』

番組製作までの経緯

2011年にデビューしたジャニーズ事務所所属のアイドルユニット『kis-my-ft2』。

デビューしてから1年が経過した8月にフジテレビの打ち合わせで呼び出されたメンバーたち。

そこにアナウンサーが現れるが、企画書には「キスマイブサイク」の文字が・・・。アナウンサーはそれこそ番組の正式なタイトルであると説明し、その言葉に動揺するメンバーたち。理由をアナウンサーに問うと机におかれたパソコンで「キスマイ ブサイク」と打ち込むちアクセス件数が約25万件に昇っていた。元からジャニーズを嫌う所謂「アンチ」ならまだしもジャニーズのファンからも「こんな不細工集団は見たことがない。」などと手厳しいコメントが残されていた。「ジャニーズ事務所所属のアイドルなのにブサイク」というネット上での現実に意気消沈のキスマイメンバー7人。しかし彼らはある結論に至る。

「俺達はブサイクと呼ばれるためにアイドルになったわけではない。俺達は実はカッコいいんだというところを見せてあげたい」と。

番組の方向も決まり、『世間からブサイクといわれたアイドルグループが真のカッコいい男を目指すバラエティー番組』をコンセプトに『メンバー7人の中で誰か一番格好よく、誰が一番ブサイクなのか』を争う闘いが幕を開けたのである。

概要

フジテレビ系列初のkis-my-ft2の冠番組として誕生。

2012年8月26日に1時間の特番として初めて放送され、そこから4度の特番として放送され、2013年4月にレギュラー化された。三度の放送時間の移動を経て現在は木曜深夜で30分での放送されている。

ゲストは毎回人程度での出演となる。司会進行はフジテレビの『佐野瑞樹』アナウンサー。

初期はメインボーカル担当となる前衛3人(北山、藤ヶ谷、玉森)とバックダンサー4人(横尾、二階堂、千賀、宮田)とで戦績の差が激しく、バックダンサー4人によるユニット『舞祭組』結成のきっかけのひとつにもなった。

月曜23時台に放送時間を移動後の視聴率は7%程度だが、視聴者満足度が高く5月の月間視聴者満足度では4.32(5点満点)を推移。普段ジャニーズ番組を見ない男性陣も支持率が高く、恋愛が下手な人ほどハマる良質な番組と言えるだろう。

2017年10月より木曜深夜に時間を移し「キスマイBUSAIKU!?(きすまいすーぱーぶさいく!?)」と改題。より大人なシチュエーションでの対決となった他、コントコーナー「ブサ恋」、「話題のゲームをやってみよう!」など、ランキング以外の企画も模索されている。

2023年、北山がジャニーズ退所に伴い、9月をもって番組を終了すると発表。

8月をもって7人体制でのキスブサは終了。9月は北山以外の6人による特別企画で繋いだ。

キスマイBUSAIKUランキング

この番組の中核を担うコーナーで、テーマに沿った自分でカッコいいとシュチエーションをキスマイメンバー個人で映像にまとめて、競いあうというものでランキング形式で発表される。演出や音楽はメンバー各自で委ねられている。相手役の女性は必ずマイコと呼ぶのがお約束。

1位(チョーカッコイイ)・2位(ケッコウカッコイイ)・3位(カッコイイ)・4位(フツウ)・5位(ヤバイ)・6位(ケッコウヤバイ)・7位(ブサイク)の順番。ただし、「超BUSAIKU!?」に改題後はメンバー5人を選抜し、1位から順にチョーカッコイイ、カッコイイ、ヤバイ、ケッコウヤバイ、ブサイクとなった。

公平を保つため、主にキスマイファンではない女性100人(たまに女子高生だったりテーマに合わせた人選)がアンケートの対象となる。

このアンケートを元に言動を称賛する『カッコイイテロップ』やダメ出しの『ブサイクテロップ』がVTRの中に入るようになる。

最下位のブサイクに認定されると付けている名札に「ブ」のシールが貼られてしまう。

具体的なルールは幾度か変更がなされてきた。

番組開始当初〜2019年1月まで

上記のルールに沿って(回によってバラつきはあるが)3位→2位、4→6位、7位(ブサイク)→1位の順に見ていく。

2019年2月から2022年4月まで

「キスマイ超BUSAIKUランキング オンナはそういうのが1番キライ」と称して一般女性に加え女性芸能人を介したより厳しい審査となったほか、暫定制のルールになった。また、2019年10月をもって「ブ」シールシステムが廃止された。

2022年5月から現在

「キスマイが主演・脚本シリーズ」と称してテーマが抽象的になり、これまでは決まっていた自分自身やマイコの設定などもメンバーそれぞれに委ねられる様になった。審査方法は「超BUSAIKUランキング」と変わらず。

メンバーの成績

藤ヶ谷太輔

最多1位獲得者。通称"キング"。2018年2月8日まで一度もブサイクになったことがなかったが、2月15日のファッションセンスを競う放送で初のブサイクに。その後も稀にだがブサイクになっている。

北山宏光

フロントメンバーだが、実は初回の特番の1テーマ目でブサイクになっている。チャラチャラ系が得意である一方で、昭和系の演出が仇となり最下位になることが多い。

玉森裕太

フロントメンバー。2014年7月11日まで一度もブサイクになってなかったが、18日の放送で舞祭組メンバーに上位を独占された挙句初のブサイクに。その後、超BUSAIKUランキングでは高頻度でブサイクになっている。甘々王子系が得意である一方で、運動系が苦手で下位評価に沈むことが多く、特にスラッグラインでは自身の運動不足が露呈している。

横尾渉

舞祭組メンバー。にしては初期から上位にも高頻度で入っている。他のバラエティでも披露している料理が得意分野だが、トラブル系でも比較的上位になることもあるが、「彼女を傷つけずに指摘する、フォローする」系のお題では持ち前のドSが出てしまい、下位になりがち。

千賀健永

舞祭組メンバー。こちらも初期から上位に入っている。スイーツ系やファッション系は得意であるが、奥底にサイコパス気質があるのが弱点で、初期時代は稀に出る程度であったが、近年はそれが顕著に出て最下位に沈みがち。

宮田俊哉

舞祭組メンバー。初期はオタク的センス(?)のせいか最下位の常連で、1位の獲得数が少なかった(しかし、二階堂と1位・最下位争いで稀に残った際は、100%の確率で1位に輝いている。)。しかし、「彼女への愛」が試される系統では頻繁に上位入りしており、近年は持ち前の温厚さで1位に輝くことも多い。

二階堂高嗣

舞祭組メンバー。初期はかなり成績が悪く、最下位獲得数がダントツ。1位に初めて輝いたのは番組開始から2年という圧倒的な劣等生。現在は最下位に沈むことは少ないがそれでも1位にはなかなか輝けてはいない。しかし、ドライビング技術をはじめとしたスゴ技系では他を圧倒し、上位に入ることも多い(その一方で下位評価がたったの3回のみ)。

令和のブサイクな恋

2020年中期から取り入れられたコントコーナー。フジテレビの番組やドラマ、有名人をパロディしたキャラをメンバーが演じる。スタジオで鑑賞するが、こちらにはカッコイイ・ブサイクコメントは寄せられない。

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