AURA~魔竜院光牙最後の闘い~
あうらまりゅういんこうがさいごのたたかい
AURA~魔竜院光牙最後の闘い~とは、田中ロミオによるライトノベル。
概要
2008年にガガガ文庫より発売された、田中ロミオによるライトノベル。
元中二病患者の主人公が現行中二病の少女に出会い、周囲からの軋轢を撥ね退けつつ日々を過ごす物語。
元々はエロゲー専門誌『PC Angel neo』に掲載されていたコラムを小説に書き起こした作品である。
メディアミックスとしては、2012年から漫画版の連載が行われている他、2013年には劇場版公開が予定されている。
主な登場人物
佐藤 一郎(さとう・いちろう)
主人公。かつて中二病を患っていたが、ある事件をきっかけに『更生』した少年。
ある夜、忘れ物を取りに校舎に侵入した所、クラスメートの少女『良子』に出会い、彼女の中二病に振り回される毎日を送ることとなる。
タイトルの魔竜院光牙とは、彼が中二病患者だった頃に名乗っていた『異世界出身の剣士』の名である。
佐藤 良子(さとう・りょうこ)
<竜端子>なる物を探しに異世界から来た魔法使い(リサーチャー)……という中二病少女。
名字が一郎と共通している為、周囲からは彼と区別する目的で『レディス』という二つ名も与えられている。
偶然出会った一郎を<竜端子>の捜索同行者に任命し、教師も友達の居ない彼女の為に一郎に付き合う事を命じたという経緯を持つ。
「制服だと魔力が下がる」という理由から金属の棒とローブを常に着ており、「いつも魔法で姿を消している」という設定から普段は誰の言う事にも耳を貸さない。