概要
2021年3月25日~4月8日に開催された期間限定イベントの、復刻版『開かれし紺碧の砂箱』にて追加で新規実装されたKAN-SEN。
レアリティはSSR。
モチーフはもちろん、同名のアメリカ海軍の駆逐艦「アレン・M・サムナー」。
アレン・M・サムナー級駆逐艦のネームシップで、同型艦にはクーパーがいる。
ちなみに「M」は艦名としては何の略でもなく「M」が正式名称。
ただし由来となった人名は「アレン・メランクソン・サムナー大尉」である。
容姿・性格
小物集めが趣味の、ユニオン所属の駆逐艦の一隻。
時に落ち着き、時に元気よく、そして時にあざとく感じさせる様々な笑顔は、
ちょっとネームシップらしからぬ・飄々とした彼女の性格の現れ……かもしれない。
(公式紹介より)
競泳水着にも見えるインナーの上にぶかぶかのコートを羽織ったネームシップ。
指揮官の事は「指揮官ちゃん」と呼び、非常にフレンドリーに接してくる。
ネームシップである自覚が強く、姉妹艦はフレッチャーと違ってあまり構わない主義らしいが、指揮官にはベタベタしてくる。
その甘やかしぶりは、時に殺意を向けてくるKAN-SENすらいる「失望」の時でもハグして甘やかしてくるほど。
性能
性格だけでなく性能面でも指揮官をバリバリに甘やかしてくる問題児(いい意味で)。
- プレミアム・ガン・スター
①自身の炎上時間を3秒短縮する。軽装甲の敵に与えるダメージを5%(最大15%)アップさせる。
②戦闘中20秒毎に70%の確率で以下の2つが発動「味方全体の対空が8秒間、10%(最大20%)アップする」「特殊弾幕を発動する(威力はスキルレベルによる)」
攻防詰め合わせの欲張りスキル。
現状、一般の敵艦船は大半が軽装甲であり、汎用的なダメージスキルとして有用。アレン・M・サムナー自身は魚雷攻撃の手数が比較的多めであり、相対的に軽装甲を苦手としやすいのだが、このスキルによってある程度カバーされている。
特殊弾幕は「>」の字型に並んだ星弾を前方に一斉発射した後に魚雷を5発発射する。
- エクストラ・ガン・フレンド
①戦闘開始時に味方に他のユニオン艦船がいる、または戦闘中に自身が2回敵艦を撃破した時、戦闘終了時まで自身の雷装と対空を5%(最大15%)アップする。
②自身が1つ以上ユニオン兵装を装備している場合、戦闘開始時に自身の兵装に特殊対空砲Lv1(最大Lv10)を追加する。
1つ目の効果は確実に発動させたいなら他のユニオン艦船との同時編成を必要とするが、1隻いればいいのでそこまで厳しい縛りではない。『プレミアム・ガン・スター』および全弾発射どちらにも魚雷攻撃を含むため雷装アップは非常に大きい。
2つ目の効果はアレン・M・サムナーを問題児足らしめる要因。
この効果を発動させている場合、単純に対空砲の装備が1個余分に増えるという意味であり、対空砲座+1を持つ前衛艦らに匹敵する対空能力を誇る。
しかもこの特殊対空砲、並のSSR対空砲の上位互換に近いスーパースペックを誇るため、単純な2倍以上の働きをする事すらある。
条件としてユニオン兵装を装備する事とあるが、主砲でも魚雷でも対空砲でも設備でも何でもよく、どれか1つでもユニオン製であればいいので難しくない。
ちなみに、設備は「陣営無し」のものも多数あるが、「とりあえず迷ったらつけとけ」レベルで前衛艦の定番装備となっている「強化油圧舵T0」はユニオン製である。
- 特殊弾幕 - アレン・M・サムナーI/II
自身の主砲で15回(IIで10回)攻撃するたび、特殊弾幕-アレン・M・サムナーI(II)を展開する。
定番の全弾発射スキル。
針のような通常弾2発×5(計10発)を扇形に3回発射し、その後に魚雷を5発撃つ。
なお「プレミアム・ガン・スター」による特殊弾幕の魚雷はアレン・M・サムナー自身から発射されるため、ほぼまっすぐではあるが若干の扇形に発射されるのに対し、こちらの魚雷はアレンの後方の空間から発射されるため、完全に平行真っ直ぐに進んでいくという違いがある。
これだけ盛り盛りのスキルでありながら、ステータスは姉妹艦のクーパーがそうであったように、後期型の艦だけあって全てにおいて高水準のステータスを持つ。
むしろ「運が低い」という隠れた弱点があったクーパーと違い、運80と運すらも高水準で纏まっており、攻防両面で隙のないハイスペック艦となっている。