フィガロ(魔法使いの約束)
ふぃがろ
「俺はいい魔法使いさ。ま、そう自称する奴は、俺も信じないけどね。」
「友情や愛情はいいものだよ。」
概要
南の国で町医者をやっていた魔法使い。知識が豊富で優しい性格だが、飄々としていて、どこか計り知れない雰囲気を持つ。
社交的で顔が広く、国を問わず魔法使いの知り合いが多い。
プロフィール
人物
新たに召喚された賢者の魔法使い。
南の魔法使いの中での先生役を務めている。善良で優しい、温厚な魔法使い。力は強くないが、それをコミュニケーション力で補っている。人間にも友好的で、南の国の人々からは慕われている。
一方で酒好きで女好きという少々だらしない面も持ち、基本的に頼りないところから生徒であるはずのミチルに「僕がいなきゃダメなんだから」などと言われてしまうお茶目な一面もある。腰痛や肩凝りに悩んでいるらしい。
……と、いうのは真っ赤な嘘である。
召喚されたのは南の国だが、実は北の国出身の魔法使い。強大な力で恐れられている。ミスラを負かしたこともあるらしい。
実年齢は2000程で、オズより年上。
スノウとホワイトの弟子。オズの兄弟子で、彼の世界征服を手伝ったこともあった。
ファウストを弟子に取っていたことがあるが……。
ふとした時に、北の魔法使いらしい薄情で冷淡な面を見せる。どこか根元の倫理観がずれており、過激な冗談で周りに苦い顔をさせたり、困惑させてしまうこともしばしば。
ミチルやルチルに対しては「弱いけど優しい南の魔法使いフィガロ先生」を演じ続けており、周りにも「本当のことを言うな」と釘を刺している。もし2人にバレても記憶を消す力がフィガロにはあるが、彼らとの関係は嘘にしたくないらしい。
因みに彼自身はファミリーネームの概念がまだなかった時代に生まれている。稀に名乗る「ガルシア」は、昔石にした(殺した)魔法使いから「かっこよかったから」という理由でもらったもの。
※メインストーリー18章のネタバレ
「俺はたぶん、近いうちに死ぬんだ。」
「後50年か……、もしくは5年。来年かもしれないな。」
「魔法使いは余命がわかるって聞いてたけど、本当にわかるもんだね。」