北の魔法使い
北の国で生まれた、もしくは北の国に長く住むことで土地の気質が身に付いた魔法使いのこと。
北の魔法使いは獰猛で攻撃的。個々の魔力が強く、他者と協力する必要がないので協調性に欠ける。気に入らないものや面倒なものは殺すか破壊して解決しようとするため、人間と他国の魔法使いから最も恐れられている存在。他者とのコミュニケーション不足で情緒が育っておらず、言動が子供っぽい。
▼ 賢者の魔法使い
かつて他の3人をこてんぱんに打ちのめしたことがあるスノウとホワイトが先生役として無理矢理従えている。
北の魔法使いたちの授業/訓練は皆すでに十分な魔法の知識があり、個々の戦闘スタイルが確立しているためあまり行われないが、珍しく人が集まった場合には「総当たり戦で最後まで立っていたものが勝ち」という血の気の多い授業が行われる。もちろん双子も参加する。
5人とも以前から面識がありそこそこの交友もあるが、下剋上の機会を狙っている者もおり、喧嘩感覚で殺し合いを始めるため、仲が良いかと言われると微妙。
スノウ (Snow) ※画像左 | ミスラ (Mithra) |
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CV:鈴木千尋 | CV:高橋広樹 |
双子の魔法使いホワイトの片割れ。普段は子供の姿だが、大人の姿になることも出来る。実は数千年も生きているという噂。思慮深く堂々としているが、たまにお茶目な一面も。 | 濡れたような色気を放つ美青年。柔らかい言葉遣いで一見紳士的だが、中身はかなり野性的。強大な力を持ち、いつかオズを倒し最強の魔法使いになると思っている。 |
ホワイト (White) ※画像右 | |
CV:寺島拓篤 | |
双子の魔法使いスノウの片割れ。いつでもスノウとともに他の魔法使い達を優しく見守っている。仲良しで息ぴったりの双子。だが、ホワイトには大きな秘密がある。 | |
オーエン (Owen) | ブラッドリー (Bradley) |
CV:浅沼晋太郎 | CV:日野聡 |
毒舌で皮肉屋な性格で、他人の恐怖や悪意を好んでいる。他の魔法使いたちにも警戒される危険な人物。中央の魔法使いのカインとは過去に因縁があり、特に険悪な仲。 | 元盗賊団のボスで、現在は囚人。大食らいで好戦的な性格。横暴な乱暴者だが気さくで頼り甲斐のある一面も。美味しいご飯が好きで、ネロの作る料理を気に入っている。 |
▼ その他の魔法使い
オリヴィア | 夜空に浮かぶ屋敷に住んでいる。年に一度だけ恋に落ちて、オリヴィア・レティシアと呼ばれるひときわ美しく美味しいシュガーを作ることで有名な魔女。好みのタイプは悪い男。 |
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ゴーマン | ブラッドリーの部下で死の盗賊団の一員。なぜかイェストゥルム (コウモリに似た生物) に懐かれており、別の盗賊団の生き残りだったことからコウモリ野郎 (どっちつかず) と呼ばれていた。捕らえられたブラッドリーの帰りを時の洞窟で待つ中で、生き埋めになり、石になった。 |
北の国
大陸の北に位置する。潤沢な魔力で満ちた雄大な自然が残る極寒の国。
息さえも凍る寒さで年中雪に覆われており、永久凍土の大地には作物が実らず、弱い魔法使いや人間が生きることが非常に困難な土地。
北の国では魔法使いを神様のように畏怖し、敬い、その逆鱗に触れないよう全面的に平伏してその庇護を受けることで何とか生活している。
▼ 地名・建造物
オズの城 | 世界最強の魔法使いオズの住処。湖と山脈を越えた先にあり、幾重にもかけられた結界や幻術によって侵入者を堅く拒んでいる。 |
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氷の街 | スノウとホワイトが現在庇護している街。2人が移り住んだ場所に庇護を求めた人間や弱い魔法使いが集まり、やがて街になった。そのため、住民は双子を愛し敬い、従順に振る舞う。民家には双子が作ったステンドグラスの窓が目立つ。マーシアの実は双子が住処を変えるたびにその土地に植えるもので、この街でもよく育っている。 |
希望の平原 | 土地が侵入者を拒んでいるため、弱い魔法使いや人間であれば数分で死んでしまうほどの猛吹雪が一帯を覆っている。 |
氷の森 | 広大な北の大地に広がる白銀の世界。あまりにも厳しい寒さのため、人間はほとんどいない。静寂の中に佇む鬱蒼とした木々は樹氷や樹霜を成し、幻想的で美しい光景を見せる。木の幹から採取できる色とりどりの鉛の宝石は森の名産品でもあり、スノウとホワイトがステンドグラス作りに使っている。 |
夢の森 | 童話の世界のように不可思議で可愛らしい場所だが、魔力が混ざった森の木々は致死の毒を放出する。体を蝕む毒は極めて快楽的な夢を見せるため、死期の近い者たちが最期の幸せに浸ろうと訪れる。オーエン曰く「居心地がいい」らしく、生死の境を彷徨う人々を邪魔するためによく遊びに行っている。 |
魔の山 | 年に一度、ワルプルギスの夜に大陸中から魔法使いたちが集まって祭りを催す場所。 |
死の湖 | 優れた水源である一方気候も厳しく、周辺に集落が形成されては滅びている。この湖の中央にある島はミスラが渡し守として死体を運びこんでいたため湖畔の村人たちから「死者の国」と呼ばれていた。ミスラはその島で凍えた骨とともに暮らしていたらしい。 |
月の湖 | 中央の国との境付近にある大きな湖。 |
時の洞窟 | 北の国でも全く人間が寄り付かない場所で、時を超えて見知らぬ時代に連れ去られてしまうという噂がある。ブラッドリーのマナエリアに似ており、この地の近くに盗賊団のアジトを構えて手下たちと暮らしていた。便利な場所であったが、とある理由から洞窟をアジトにはしていなかった。 |
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