はあ……。面倒なので、殺して終わらせてやりますよ。
概要
濡れたような色気を放つ美青年。柔らかい言葉遣いで一見紳士的だが、中身はかなり野性的。強大な力を持ち、いつかオズを倒し最強の魔法使いになると思っている。
( 公式サイトから引用 )
▼ プロフィール
※孤児のためラストネームは不明
▼ 魔法関連
所属 | 北の魔法使い |
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呪文 | 《 アルシム 》 |
魔道具 | 水晶のドクロ |
紋章 | 左脚の付け根の上あたり |
マナエリア | 夜の死の湖 |
アミュレット | 湖の水を注いだ銀のゴブレット |
得意な魔法 | 空間移動魔法 |
厄災の奇妙な傷 | 眠れない |
人物
※以下ネタバレ注意 |
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かなり整った容姿をしており、首や手首、足首、左肩から右胸にかけて縫合の痕がある。獣じみた野性的な色気があり、炎や血のような色合いの赤い髪が特徴的。マニキュアを塗っているのは指で魔法を使う際に意識が行きやすくするためだと推測されるが、単なる趣味の可能性もある。
土着呪術が好きで、魔物の骨や人骨、化石、呪具などを収集している。
世界で2番目に強い魔法使いで、基本的にあまり人の話を聞かず、他人に上から指図されることを嫌う。とんでもない気分屋で、ぼんやりしていたかと思えば、何の前触れもなく突然攻撃を仕掛けてくる。
「急にむらっと『あ、仕留めよう』と。」
あまり他者と交流することが無かったからか、かなり精神年齢が低く、15歳のミチルと同レベルの喧嘩をする。他者に配慮をすることはまずない。
同じ北の魔法使いであるオーエンやブラッドリーとは悪友のような関係だが、毎度協力関係が長続きすることはなく、すぐに瓦解して殺し合いに発展する。
食事の作法がかなり豪快で、料理を手づかみで食べ、油などでべちゃべちゃの手のまま髪に触ろうとする。また、腹に入ればみな同じなようで、生肉だろうがホタテの殻だろうがなんでも食べる。好物は消し炭。
幼い頃は死の湖という場所で、死者を湖に浮かぶ島へと運ぶ舟の渡し守をしていた。その影響で泳ぎが得意。渡し守は卑しい仕事であったらしく、丁寧な喋り方は近くの村の大人たちに教え込まれた。島は村人から「死者の国」と呼ばれ、幼いミスラはその場所で凍えた骨たちと共に暮らしていた。雪と骨以外何もない静かな場所だったが、ミスラはそれを好んでいたという。
大魔女チレッタと出会うまで自分が魔法使いだと気づいていなかった。
チレッタの弟子として魔法を教わり、自在に使えるようになってからも死者の国で暮らしながら渡し守をやっていた。たまにミスラを訪ねてくるチレッタとは1000年ほど交友を持ち、恋人と間違われるほど親しかったようだが、ミスラが言うには恋人などではなく、師のような、同志のような、妹のような存在だったと話す。
「花みたいな人でしたよ。」「今でもたまに思い出しますが、ああ、死んでるんだってことも思い出して、なにかこう……。変な感じになりますね。」
ちなみにチレッタは当初、顔が良いから恋人にすると言っていたが、結局ダメな男に育ったからやめたと話していたらしい。
ミスラの魔道具である水晶のドクロはもともとチレッタが使用していたもので、以前は牡牛のような生き物の頭蓋骨を魔道具にしていた。大きな角が格好良くて気に入っていたのだと言う。
死期を予感したチレッタに、息子であるルチルとミチルを必ず守ると約束していたが、つい最近まで忘れていた。思い出してからは何だかよくわからない不気味なお守りを頻繁に手渡すなど、2人の面倒を仕方なくといった様子で見ているが、面倒見のいいルチルには逆に世話を焼かれている。
「どうせ約束するなら、棺桶にでも封印されてくれるような、大人しい子供が良かったですよ。」「まあ、チレッタの息子なら、人の話を聞かないのも、自分勝手なのも、仕方ないんでしょうけど……。」
厄災の傷の影響で自然な入眠ができないため、常に寝不足。魔法舎の様々な場所で睡眠を試みているが成功したためしがなく、ルチルから抱き枕やアイマスクなどの様々な安眠グッズが差し入れられている。唯一、賢者の手を握ることで傷を緩和し、眠ることができる。
関連イラスト
関連タグ
▼ 賢者の魔法使い
中央の魔法使い | オズ , アーサー , カイン , リケ |
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北の魔法使い | スノウ , ホワイト , ミスラ , オーエン , ブラッドリー |
東の魔法使い | ファウスト , シノ , ヒースクリフ , ネロ |
西の魔法使い | シャイロック , ムル , ラスティカ , クロエ |
南の魔法使い | フィガロ , ルチル , レノックス , ミチル |
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