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魔法使いの約束』に登場するミスラとチレッタのカップリング。

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  • 『ハルジオン』

    「——こんな場所にも、花が咲くのね」  少しずつ温かくなり、湖に張っていた氷も溶け、島を包んだ雪も消えて緑の苔と草が顔を覗かせ始めた頃のことだった。  黄金色の髪をたなびかせながら、その人は何故だか嬉しそうにそう言った。  その言葉に首を捩って振り向きながら、目を瞬いて彼女の言った『花』というものを探す。  そうして苔と草が早くも生い茂る中に、薄紅色の糸のように細い花弁をいくつもつけた小さな何かが一本伸びているのを見つけて、「あれですか」と口を開いた。 「毎年、この時期になったら生えてきますよ。温かい年には、あの一角にたくさん現れます」  一帯を指し示しながらそう伝えると、彼女は「へぇ、すごいねぇ」と素直に感動の声をあげて、ニッと微笑む。 「あたし、花は好きだよ。可愛いし、華やかだし、見てるだけで明るくて幸せな気分になれるから」  そう言ってペリドットの瞳を細めて、その風貌に似合わないほどあどけなく、楽しそうに笑う。  分厚い雲の狭間から溢れた陽光に照らされて、きらきらとした光を纏う彼女が眩しくて、俺は目を細めた。そうして心の中であぁ、と小さく呟く。  言葉を知らず言い表せなかったが、今わかった。  ——彼女は、『花』のような人なのだ、と。 *** 出会いから、別れを経て魔法舎でチレッタの息子たちと再会するまでの、ミスラとチレッタの1500年と、『愛』の話です。 ※以下注意事項※ ・チレッタの容姿・呪文などチレッタ関連の諸々を捏造しています。 ・流血描写、軽度のグロ描写があります。(北祝祭程度) ・名前のある/ないモブ村民が少し喋ります。 ・できる限り本編、イベスト、スポエピなどをさらい直して書きましたが、未読や読み忘れがあると思います、ご了承ください。 ・ミスチレとCPタグをつけていますが、あくまでミスラ+チレッタ程度の気持ちで書いています。 ・ミスラ、チレッタ以外に登場いただいた魔法使い →スノウ、ホワイト、フィガロ、ルチル、ミチル 第一部メインストーリーを読んで以来、ずっと書きたいと思っていた話をようやく完成させることができました。ミスラとチレッタの明確な名前をつけられない関係が大好きです。 かなり長いお話になってしまいましたが、楽しんでいただけると幸いです。 ◯参考◯ 【ハルジオン】 キク科の多年草。越冬草。 (日本では)春から初夏にかけて花を咲かせる。 非常に繁殖力・生命力が強く、乾燥した場所でも生育できる。そのため、「貧乏草」と呼ばれることもある。 花言葉:「追想の愛」 感想などいただけるととても喜びます → https://marshmallow-qa.com/oishi_happa3?utm_medium=url_text&utm_source=promotion
    90,563文字pixiv小説作品
  • 不死身の花

    此岸の男の中で、永遠を生き続ける彼岸の女の話です。記憶の中のあなたは、今日も明日もあざやかなまま。
  • かいこ

    ミスラとチレッタ、時々傍観者のフィガロが出てくる短い話詰め。チレッタの生前の話も死後の話もあります。 ミスラくんには、大魔女の不在について、じんわりと時間をかけて味わってほしいなと思います。 Twitterで画像小説として投稿していたもののまとめです。 それぞれの話の世界線は同一ではないです。時系列もバラバラです。
    10,887文字pixiv小説作品
  • 悠久の時を生きる

    捏造注意  ミスラとチレッタの思い出話
  • つないだおもいでいきている

    賢者を抱き枕にしながらチレッタを思い出すミスラの話。 ミス晶のようなミスチレのような。 なんでもゆるせるかたむけ。
  • うつくしかった

    『まるで光の差すことのない暗い世界にたまさか差し込んだ一条の光のように。春を告げては燃え落ちる、儚いあの花のように』 50000000%捏造のミスラとチレッタの出会いから別れまでの話。 ※時の洞窟前にかいてたものなので口調がだいぶ違います ※紙媒体での頒布は終了しました。 お手にとっていただきありがとうございました。
    35,568文字pixiv小説作品
  • mhyk短編集(ツイログ)

    ついろぐまとめ

    短い話のまとめです。カップリングはあったりなかったりです。
    13,349文字pixiv小説作品
  • まどろみのきみへ

    まどろむことのできないきみへ 捏造に捏造を重ね、捏造と捏造で捏造パーティーした結果がこれですどうぞ召し上がれ。
    18,486文字pixiv小説作品
  • 魔女の死んだ日

    チレッタが死んだ日のミスラの話。 ミス+チレのようなミス→チレのような ※捏造
  • 名残の花

    イベントストーリー「祈り咲く雪街のラプソディ」にまつわるお話です。 チレッタとの思い出と、死と、再生と、ミスラの想い。 ※イベストの内容に触れています。とても素敵なお話なのでまだ読んでない方は復刻等で優先開放をお勧めします^^
  • 魔法使いの約束SSまとめ

    Twitterでちまちま書いてたまほやくのSSをまとめました。ほぼ死んだ情緒の出涸らし。 魔法世界に生きる亡き女性たちのお話たちです。 詳細は1ページ目。
  • 【ミスラ+オーエン+チレッタ】Regression(web再錄)

    2022/05/28 台灣 ICE 8 首販,已於2023/01公開。Pixiv再揭。 ▻ ミス→チレ前提的ミスオエ,要當成無CP向也可以 ▻ 常見爭議翻譯:ミスラ→密斯拉;チレッタ→琪蕾塔 ▻ 主要建立於死之湖EP以及其他相關劇情的零碎印象,沒有詳細考證,大概有不少漏洞或記錯的地方,如有任何紕漏我很抱歉 ▻ 各種捏造與我流解釋有 ▻ 大量殘虐描寫注意
    26,207文字pixiv小説作品
  • 雪は花に溶けゆく

    ミスラがチレッタとの記憶に触れるお話。 チレッタのいない景色が知らないところのように見えてモヤモヤするミスラが賢者に当たってしまうものの、賢者に思い出話をするよ! スノウ・ホワイト・ルチルもほんの少しだけ登場します。 ※完全なる捏造です。解釈違いご注意下さい。 ※ネタバレご注意下さい(当方メイン・イベント・親愛・育成エピ読破済み) ※カプ要素はありませんが  ①ミスラと賢者がおやすみしてます。  ②ミスラとチレッタが多少いい雰囲気醸し出してます。
  • 雪の日

    チレッタとのお別れの日の思い出と、ミチルの誕生日の前日のミスラのお話。 もともとは漫画にしようと思って作ったシナリオですが、描かずにEvernoteの中に2年近くも放置してあって、もったいないので小説の形態に書き直しました。ミスチレは書き溜めたシナリオがまだ沢山あるので隙を見て順次公開していけたらいいなと思います。
  • 春陽

    ミスラとチレッタが過ごした春の日の話と、その後の話です。 後半に、ルチルとミチルも出てきます。 ミスラは、チレッタが好きだったものを意外とよく覚えているので、こんな思い出話もあればいいなと思って書きました。 ミスラ、ルチル、ミチルが、チレッタを大切に思う気持ちはそれぞれだと思いますが、みんなの気持ちがちゃんと救われればいいなと願っています! (※親愛ストでのミスラのチレッタへの印象を設定に反映していますので、ネタバレほどの内容は記載してないですが、気になる方は親愛ストから読むことをお勧めいたします!)
  • 水面は揺れる

    ミスラとチレッタのティコ湖での一幕 二人が公式でゆるい"パートナー"と表現されていて(匙より)、それぞれの思い入れの地が対極ながらどちらも湖なのがすごく味わい深い。
  • 春の女と冬の男

    Twitterに載せたミスチレに加筆修正したもの2本。 読みきれていないイベスト、カドスト等あるので辻褄が合わなくてもご容赦ください。 『春の女と冬の男』  ミスラと南の魔法使いがチレッタの墓参りに行く話。  ――ミスラを冬から連れ出した女が、ミスラと約束を残して死んだ。女のおかげで春を知ったのに、春を教えた女が死んだ。 『花に祝福』  ミスラがチレッタの結婚式に参列する話。  ――ずっと、彼女を美しく魅せているのは黒だった。それに慣れていたのだ。一体、いつからこんなに白が似合うようになったのだろう。
  • シャルトルーズグリーンの魔法

    ミスラとチレッタが過ごした時間と、そこで芽生えた絆の話を中心に構成しています。 二人の間にある師弟愛と約束が尊すぎて、衝動で書きました。 後半にルチルが出来きますが、少なめです。 カップリング要素は少なく、あくまでチレッタとミスラは師弟関係という視点で書いています。 みんなに幸せになってほしいです。 ※各種親愛スト、メインストの設定を使用していますが、不明瞭な部分には捏造も含みます。
    12,620文字pixiv小説作品
  • 花に葬る

    ミスラとルチルが南の国でチレッタのお葬式をする話。 ミス+ルチという名のミスチレ前提ミスラさんです。 2021/7/11ブロマンスwebオンリー「シュガーポットの魔法」の展示作。 表紙はこちら(https://www.pixiv.net/artworks/77246510)からお借りしました。
  • やわらかい花〖ミスチレ〗

    何百年か前のミスラとチレッタの話。 なんにもなく一緒に寝て、なんの感情もないキスとかしてたかもって思って書きました。 まほやく、まだ始めて半年もたたず、未読のカドストイベスト多数なので色々違うかも。

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