中央の魔法使い
中央の国で生まれた、もしくは中央の国に長く住むことで土地の気質が身に付いた魔法使いのこと。
中央の魔法使いは指導者気質で真面目。物事を額面通りに受け取る純粋で裏表のない性格で、正義感と向上心が強く、強固な信念を持っている。人命救助や目的達成のためならば自身の命をかけてしまうような自己犠牲的な面もある。
▼ 賢者の魔法使い
年が若く魔法使いとしてはまだまだ未熟な者ばかりのため、年長で世界最強と謳われるオズが先生役を務めている。
中央の魔法使いたちの授業/訓練風景はオズが見せた魔法を反復し、個々に助言をするといったようなものが多いのだが、頭で文章を構築してからでなければ言葉にできないオズと若者3人では会話のスピードがなかなか噛み合わないため、各々行きたい方向へ走っていく3匹の犬とそれを制しつつ引っ張られる飼い主のようになっている。
[pixivimage: 79246986] | |
オズ (Oz) | アーサー (Arthur) |
---|---|
CV:近藤隆 | CV:田丸篤志 |
多くの人々に恐れられている最強の魔法使い。冷酷で心無い魔法使いと言われている。他者に干渉されることを煩わしく思っており、人前に姿を現すことは少ない。 | 中央の国の王子。 優しい性格で、人間と魔法使いが共に暮らせる平和な世界を望んでいる。少し天然なところも。同じ中央の魔法使いのオズとは面識があるらしい。 |
[pixivimage:80283265] | |
カイン (Cain) | リケ (Riquet) |
CV:神原大地 | CV:永野由祐 |
中央の国の元騎士団長。 気さくで面倒見がいい兄貴肌。剣技が得意で魔法を使わなくても強い。誰とでも仲良くなれる性格だが、北の魔法使いのオーエンだけは例外。 | とある教団で神の使徒として育てられた。そのため、世間知らずなところがある。真面目で素直な性格で、魔法の力は人を助けるために使うべきだと思っている。 |
中央の国
大陸の中心に位置する。他の4国すべてと面しているため、交易で栄える豊かな国。
今から400年ほど昔、後に初代国王となるアレク・グランヴェルと彼に仕えた聖なる魔法使いが革命軍を率い、城を奪還して建国が叶ったと伝えられているが……。
上記の建国史と次期国王である王子のアーサーが魔法使いだという事実により、国内における魔法使いへの差別意識はさほど強くないが、生まれながらに恵まれている魔法使いは人に尽くすべきだと考えられている。
▼ 地名・建造物
グランヴェル城 | 首都に建てられた王城であり、アーサーの生家。古い歴史のある城で、かつて戦乱の世には残忍な魔法使いが住み着いていた城だったが、初代国王が奪還した後にグランヴェル城として再建されたという。祝日には城の一部を開放しているため、一般人も見学できる。 |
---|---|
聖ファウスト聖堂 | 聖なる魔法使い・ファウストを讃えるために初代国王によって首都に建てられた聖堂。初代国王が帯刀していた伝説の宝剣カレトヴルッフが安置されていた。 |
栄光の街 | カインの出身地。美しい大河が流れており、貿易が盛んで、活気溢れる開放的な街。住民もみな友好的な人柄で、昼夜問わず賑わう露店街では食べ歩きを楽しめる。巨大な蛇の怪物の伝説があり、古くから剣士が活躍した街だと言われている。幼い頃から騎士への憧れを持っていたカインもこの街で剣術を学んだ。 |
熱の町 | 東方の辺境に位置する。日照りに苦しみ、雨と引き換えに白狼の精霊に嫁いだ美しい姫の伝承が残る町。姫が消えてから雨待花という藤に似た白い花が町中で咲くようになった。町では姫を「悲劇の花嫁」と呼び慕い、その献身を讃えて年に一度〈花祭り〉を催している。 |
幸福の村 | 国の端に位置する。古くから毎年欠かさず、村の中心にある池で〈大いなる厄災〉に舞と音楽を献上する〈観月の儀〉を行っている。儀式のおかげでこれまで一度も厄災の被害に遭ったことがないらしい。緻密なデザインの機織物が名産品。 |
オズの爪痕 | 広大な大地に、底の見えない巨大な亀裂が刻まれている。オズが切り裂いたと言われる爪痕は、凄まじい魔力を感じさせる。その迫力からか、この土地にはとある伝承があり、オズを畏怖した人間たちによって彼に関するモニュメントが築かれている。 |
既知の遺跡 | リケが暮らしていた終末教団の信徒が巡礼のために訪れている地。南方の荒野の果てにある二千年以上前の古代都市の遺跡群で、グランヴェル王朝より遥か昔に王朝が築かれた土地とも言われている。その一方で、「魔法使いが墜ちる場所」という別名もあるらしい。 |
メサ | 南の国との国境付近にかつて存在していたとされる古代都市。砂漠のオアシスにできた街で、交易によって栄えていたが、オズによって滅ぼされ砂に還った。 |
関連イラスト
関連タグ
▼ 賢者の魔法使い