プラッツの後継モデル。
2代目ヴィッツをベースとしてプラットフォームなど基礎的設計・仕様は先代と同様にヴィッツと共有する。
ヴィッツとは異なる独自の設計・趣きが より明確になり、ホディ形状・低重心のスタイル、ホイールベースの拡張など 専用度は格段に高められた仕様になっている。
エンジンは 1.0L車は1KR-FE型を搭載。1.3Lモデルは FF車が2SZ-FE型、4WD車はプラッツから継承された2NZ-FE型を搭載する。トランスミッションは FF車は自動無段変速のSuper CVT-i、4WD車には4速ATのSuper ECTが組み合わされる。
海外展開は 北米、南米、オセアニア向けに、ヤリス(YARIS)「ヤリスセダン」として販売された。国内仕様と異なり 1.5Lの1NZ-FE型エンジンが単独で設定搭載されている。
オセアニア市場では ヤリスハッチバック(ヴィッツモデル)のモデルチェンジ後も 引き続き同型モデルが 現在も生産販売中である。(北米はハッチバックのモデルチェンジに伴い廃止、南米はエティオスの登場によりフェードアウト)
中国および東南アジアでは、2代目ヴィオス(VIOS/威馳)として販売。2010年3月 タイにおいてマイナーチェンジが行われ、オセアニアとならび 現在も生産販売中。
中国向けヴィオスには他国向けモデルと異なり 1.3L 2NZ-FE型 1.6Lの1ZR-FE型エンジンが設定搭載された。(台湾では 初代ヴィオスを 現在も継続生産)東南アジア仕様車は“ヤリスセダン”と同じく 1.5L 1NZ-FE型 単独の設定搭載となっている。
ベルタはヴィッツ系モデルの実用的・経済的な機能とセダンとしての上質感を備えている。センターメーターはアナログ式を採用、ホイールベースはラクティスとともに、2550mmとヴィッツより90mm拡張され、最適化された車内設計、そして大容量のトランクが装備される。ボディのCd値は先代プラッツと同様、0.29を達成。
2006年度グッドデザイン賞を受賞。宮城県警察においてパトロールカーとして県費導入。