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編集者:ヒロ
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センシティブな作品

インイヤーモニター

いんいやーもにたー

ミュージシャンやオーディオエンジニアなどが音声などを確認する際に使われるヘッドホンの一種。「イヤモニ」と略される。

概要

周辺環境からのノイズを除去するために使用されることが多い。必ず、耳穴に入れるタイプの「カナル型」の形となっている。

従来、ミュージシャンはステージ上にある「モニタースピーカー」と呼ばれるものから音を確認していた。しかし、そのモニタースピーカーは大音量で音が流れるためミュージシャンにとっては聴力の低下などの悪影響も及ぼしていたのが事実である。

実際にあった事例として、大きな会場やライブ時に動き回るミュージシャンの場合、モニタースピーカーの音が反響してしまったり、今自身のいる場所によって聞こえる音が変わってきたりとすることもあった。

そのため、自身の聞くべき音を確実に聴くことが出来るイヤーモニターが選ばれることが多い。

このイヤーモニターはミュージシャンにとって聞くべき音を獲得するため、外の音に負けないように非常に遮音性の高いものとなっており、聴力の低下などを防ぐこともできる。

イヤモニをライブで使うには「送信機」と「受信機」が必要であり、PAの人が操作することにより使うことが出来る。

また、一つの送信機から複数の受信機に音を送ることも可能。

有名な機種としてはSHURE社の「PSM1000」など。

種類

基本的にミュージシャンは装着性や遮音性を重視するため、「カスタムしたもの」を作ることが多い。

値段は数万円~数十万円するものまでいろいろな種類がある。

カスタムのイヤーモニターを作ることが出来る場所は日本国内では「e☆イヤホン」という店舗が一番有名である。

ケーブルは一般的には耳たぶの後ろに回し、外れにくくなっている。これは「シュア掛け」と呼ばれるもので、アメリカの音響機器メーカー「Shure」社のイヤーモニターが話題になった時に作られた言葉である。

主なメーカー

SHURE

センシティブな作品

世界的に有名な音響機器メーカー。マイクの「SM58」を製造しているメーカーでも有名である。

上記のイラストはイヤーモニターの「SEシリーズ」。

数万円程度で購入できるため、初めてのイヤモニとして使われることも多い。

また、安価な値段のため一般使いしている人も多く、通勤、通学時に使う人も多い。ワイヤレスイヤホンもある。

FitEar

須山歯研という会社が制作しており、須山補聴器という店舗で発売しているイヤーモニター。

ミュージシャンから声優、さらには芸能人(有名どころではナインティナインなど)に至るまでが使用している。

値段も10万円~20万円以上のものなど、高額機種となっているが、その人気は非常に高い。

ちなみに歌手やミュージシャンなどはもちろん、声優のライブも基本的にこの機種が使われることが非常に多い。ラブライブ!シリーズ、アイドルマスターシリーズ、ウマ娘のライブなどは基本的にこのメーカーのイヤモニを使うことが多い。もちろん個人で別のメーカーの機種を持っている人もいる。

ONKYO

コンポやビデオデッキなどを作っていた会社で、日本の音響機器メーカーの中でも知名度は高い。

イヤモニ事業の中ではアニメとのコラボ(ガールズ&パンツァーご注文はうさぎですか?など)や、声優とのコラボ(鬼頭明里など)もある。

Ultimate ears

アメリカの会社で、カスタムイヤーモニター業界ではシェア率80%(2007年現在)を誇っている。

これ以外にも、沢山のイヤーモニター制作メーカーが存在する。

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