カロ山駅のマグロ (ネタバレあり)
scratchでカンデラ47道氏が制作したゲームであり、正式タイトルは「カロ山駅のマグロ-ATTAYTEROTGAME-」である。
先程から言っているカロは 加えるの加では無く カタカナのカロを半角で打ったもの。英語で表記されているアタイテロットゲームは語源が不明。本作はscratch作品ということもあり、無料でプレイ可能。
本作url
https://scratch.mit.edu/projects/1084012742/
ゲームについて
ゲーム性はシンプルで、矢印キーで駅を行き来し、暗号を解くと言ったもの。
操作するキャラクターはマグロちゃんというらしく、過去などの詳細は不明。見た目は、黒い髪にぶかぶかの黒いパーカー、白いズボンと黒靴下に白靴、と全体的に白黒である。
舞台となるカロ山駅は、結構年季が入っているのか、柱に草が生えたり、所々ヒビが入っているのが見られる。夕焼け空にヒグラシが延々と鳴き続けており、少し切ない雰囲気が感じられる。
ENDING
このゲームにはエンディングが現在8つあり、それぞれ条件がある。
ENDINGNo.1 ふみきり
条件 マップ内を2分ほど歩き回っているとイベントに突入する。ふみきりの音がなり始め、音が止んだと思うと、マグロちゃんの体が、バラバラになって電車の停車音と共に暗転する。
ENDINGNo.2 落ちちゃった
条件 下矢印キーを押す。または、プレイ画面にマウスを置いている状態で、下画面に移動すると突入。マグロちゃんが駅のホームから転落し、電車通過音と共に、ばらばらになる。
ENDINGNo.3 おむかえ
条件 プレイを開始してから、なんの操作も行わず、15秒待機すると、おむかえと表示される。 この何も操作しない、はいわゆるマグロが止まると死んでしまうことからきていると思われる。15という数字はマグロの平均寿命である。このイベントに突入すると、様子のおかしい駅内アナウンスが流れ始める。アナウンスが止まると、ぐちゃぐちゃになったマグロちゃんが出現と共に暗転する。
ENDINGNo.4 なわとび
条件 プレイ中にaキーを押すと持ち物になわとびが追加され、エンディングに突入。この際、なわとびを手に入れた とログが表示されるのだが、この間に持ち物欄に書かれてある精神状態を確認すると、冷静から不安に変化しているのが見られる。なわとびを拾ってから何秒か経過すると、紐を縛る音と共に死んだ魚の様な目をしたマグロちゃんが駅のホームから首を吊り暗転する。
ENDINGNo.5 穴開いちゃった
条件 4キーを4回押すと、救われる の表示が現れ、タップするとイベントに突入する。イベントに突入すると、マグロちゃんが銃を取り出し、自分のこめかみにあてて発砲する。
ENDINGNo.6 耳栓
条件 wキーを4回押すと、耳をすます が表示され、タップでイベントに突入する。突入と同時に物音と、足音が大きくなっていき、最終的にぐちゃぁという潰れる音と同時に暗転。
ENDINGNo.7 ただいま
条件 駅の背景にある数字を右から解いていくと43(語源はおそらく黄泉)という数字になる。0キーを43回押し、1キーを押すと選択が表示されタップするとエンディングに突入する。エンディングに突入し、持ち物に、切符が追加され、電車に乗っているマグロちゃんのアニメーションが表示される(おそらく帰りの電車に乗れた?)ここでクラクララッククラックという曲が流れ、イズミソカpと表示される。しかし、イズミソカpという人物がネットでヒットしない上に、クラクララックラックという曲の詳細も不明。(おそらく曲制作にはmikutapが使用されている)何はともあれ、このエンディング中は、持ち物欄で精神状態安心の、笑ったマグロちゃんをみることができる。
ENDINGNo.8 おかえり
条件 No.7で流れるクラクララッククラックを最後まで聞くと突入。曲が終わると同時に電車が駅に到着するのだが、駅の看板がカロ山と、また同じとこに戻ってき、No.8が∞に傾いた形のエンディングログが表示され、ゲームが終了する。
(なおこの際に、持ち物欄を開くと、目に穴が空いたマグロちゃんが表示されている精神状態の表記はカロカロ、体にも草がついている。
まとめ
まだ、考察されていない点や、未発見要素もあるそうで、楽しみ。実際にプレイしてみると結構怖かったのも印象的である。