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編集者:kanta
編集内容:単行本に合わせて再編

概要

主人公東山浩太が通う白嶺学園の生徒会長。外交官の家系の出身で現理事長の娘でもあるが、その立場に驕らず、実力と地道な働きで生徒会長に就任した才女。

容姿に加えてスタイルも良く、渚同様に豊かな体つき。

人物

清廉潔白を地で行くような性格で、『みんなのために』を信念に『みんなの場所』である学園での不正を許さない。が、実際には浩太への苛めを知りながら助けなかったために浩太にとっては戸村の一味以外の何物でもなく、信用も皆無。

父を敬愛し、父のような人間になりたいと思う一方で重度の従属願望と父の教えの矛盾に悩み、欲望を発散することでそれを誤魔化し続けていた。

一方、他人の感情には敏感で、会長選挙のスピーチで浩太が本心から学校全体を憎んでいること、後述の摩耶の迷いにいち早く気付いていた。

動向

生徒会選挙

このまま暴れるなら…容赦はしません。

東山の愛人選抜の噂を耳にしながらも、学園内に持ち込まなければ良いと静観していた。しかし、浩太が目立ち始めると秩序を乱す者として牽制を始める。浩太からも教師共々憎悪され、手駒として目を着けられていた。

まもなく、副会長の貴嶋零一の陰謀で生徒会選挙の不正疑惑が持ち上がり、窮地に立たされる上にある痴態を浩太に目撃された。

選挙当日、浩太が教師への恨みをぶちまけながらも亜莉亜をフォローして貴嶋を黙らせたことで、結局不正疑惑は有耶無耶になって会長を続投する。

選挙後、浩太からは痴態を脅される形で各界の要人との面会を求められる。が、亜莉亜は今回の選挙の混乱が浩太によって仕組まれていたことを気付いていた。何よりもスピーチでの『自分が虐められているのを見て見ぬ振りした教師の信頼などいらない』という教師達ひいては全校への憎悪が本心であると気付いていた。何故なら自分もみんなのために等と言いながら、『浩太が虐められているのを知っていて助けなかった』=『自分も虐めの加害者である』と否が応でも思い知らされた。

あなたのコマとして、私を躾けて欲しいの。

そして、自らの従属願望を自覚した亜莉亜は愛人選抜への参加を希望。思わぬ強力なコマを得た浩太によってガーデンに連れて帰られた夜……浩太の下僕として調教され、候補の中で唯一日常的に「ご主人様」と呼ぶほどに従順になる。

ミストレス候補へ

東西砦崩しではその仕事のプロの堂丸沙菜と対戦、どちらの相手も出来る沙菜の圧倒的な経験とテクニックを前に食い下がるが、本気を出した沙菜に身体を堪能されて負けてしまう。しかし、本気で勝ちに行こうとした意志だけは認められ、ある程度の信用を得る。

砦崩しの後、浩太のミストレス候補になった西河摩耶は同級生になる。

修学旅行

私が来ても足手まといですよね?でも…

私、聞きたいんです。あれが…摩耶ちゃんの本心かどうかを。

修学旅行が摩耶の提案で京都に決まったが、亜莉亜は摩耶が何か不安を抱えていることに気づいて、頼りたくなったら言ってと助言してその場では深く干渉しなかった。

しかし、二日目に摩耶は浩太を裏切り、西河善吉の命令でカルト教団「南方睡蓮寺」を率いて浅見を拉致した。翌日に浅見の隙をついた連絡と事態を知った雪哉達の協力で居場所が分かり、摩耶が本心で裏切ったと思えない亜莉亜は浩太と共に西河の廃別荘に乗りこんで「同じミストレスとして助けになりたい」と摩耶を説得しようとするが…

そんなの要らない。

これが私の運命…今更助けなんて必要ない。

既に摩耶は亜莉亜の言葉にも聞く耳を持たず、浩太が東山の兵隊達に摩耶を取り押さえさせる。

浩太との関係

当初はガーデンへの参加を脅されるなら表向き従順な方が良い程度にしか思われず、白嶺家のコネ以外は認められず、アキと並び信用は皆無で本人も自覚していた。

しかし、東西砦崩しで不慣れなジャンルでも勝ちに行こうとした意志は認められ、アキより早く信用を得ることに成功した。

また、ガーデンだけでなく学校でも『ご主人様』と呼んでしまい、生徒会室で抱かれるのを望むほどに浩太に従順。また、砦崩し以降はお仕置きされる快感に目覚めたのか、首輪を生徒会室に持ち込んでいる。

関連タグ

ストラテジックラバーズ

東山浩太 西河摩耶

堂丸沙菜――東西砦崩しの対戦相手。

生徒会長

欺瞞――苛めを知っていて、助けなかった時点で既に共犯者。

2024年12月号までのネタバレにつき注意

私にも…わかるんです。

幼い頃から「人に尽くしてこそ」と教えられ、その教えにがんじがらめになり、身動きが出来なくなってしまった。

摩耶ちゃんもきっと…同じなのかもって……

翌日、亜莉亜は父の教えに縛られ、自分の意志を持てなかったかつての自分と同じように摩耶も浩太を愛しながら、善吉に縛られているのではとシンパシーを打ち明けた。しかし、それでも裏切りの制裁で摩耶の身体を弄んで、陵辱し続けた。

そして、ようやく浩太達と一緒に居たくて、やめたくなかったと今回の件をやりたくなかったという摩耶の本心を聞き出せた。しかし、既に浩太は摩耶を睡蓮寺を乗っ取る道具としか見なさず、亜莉亜も命令に従って摩耶を完全に壊すために浩太と共に摩耶の身体を蹂躙した。

亜莉亜が摩耶に抱いていたシンパシーは当たっていたが、只、厳しい教育のレベルだった亜莉亜に対して、摩耶の場合は命令を聞くだけの人生=事実上の道具扱いで実態は虐待同然だった。

編集者:kanta
編集内容:単行本に合わせて再編