鏑木肆星
かぶらぎしせい
小説及びアニメ「新世界より」のキャラクター。
声・星野貴紀
安全保障会議顧問。神栖66町で最強の呪力を持つ男。本気を出せば地球を真っ二つにすることができるとさえ噂されている。
初登場は3章。全人学級の生徒の勉強振りを見学しに来たのだが、その際、青沼瞬の異変にいち早く気づいたのは彼である。
5章にて再登場。
渡辺早季の仕事場で行われるバケネズミに関する定例会議に職能会議代表の「日野光風」と倫理委員会議長「朝比奈富子」と共に顔を出し、力をつけたバケネズミに対する懸念を呼びかける。
そしてその懸念は的中し、塩屋虻コロニーが夏祭りの最中人間達に反旗を翻す。その際、人々をまとめ、日野と共にバケネズミを返り討ちにする。途中で日野が擬態したバケネズミに殺されても臆することなく、バケネズミの軍勢をその呪力を持って一瞬で滅ぼした。
その戦闘中に初めて素顔を晒した。片目に2つずつ、合計4つの虹彩がある特異な遺伝的特徴を持つ。所謂複眼。
その目は360度の視界を持ち、遮蔽物をも見通せ、反応速度は通常の神経細胞の限界を遙かに超える。