小湊春市

こみなとはるいち

寺嶋裕二の漫画『ダイヤのA』の登場人物。

人物

小柄な体躯ながら内に秘めた闘志を持ち、偽装サインの使用や長い木製バットを短く持つなど、相手バッテリーを揺さぶるのが得意な技巧派の選手。

結城世代の二塁手・小湊亮介の実弟。

金属バットが主流の高校野球で珍しく木製バットを使うほどミート力には自信がありスイングスピードも速い。グラブ捌きもよく、守備も良いが、スタミナに難がある。中学での通算打率は6割3分5厘。冷静かつ大胆なプレーを得意だが、恥ずかしがり屋で褒められるとすぐ照れるが、たまにキツイことを言う。

沢村栄純とは親しく、「栄純君」と呼んでおり、沢村からは「春っち」と呼ばれている。降谷暁とは同じクラス。

小さい頃から兄に憧れており、プレーも瓜二つ。小さい頃はいじめられており、よく兄が助けていた。ピンクの髪が特徴。はるっちマジ天使。

夏の合宿で上級生との体力差に自信を無くしかけるが、上を見据えて努力する同室の前園の姿を見てやる気を取り戻す。夏の公式戦では通算4打数4安打という代打成績を残し、チームに貢献した。決勝戦では8回から負傷した兄に代わりに代打で出場、そのまま二塁の守備についている。

夏以降は練習試合で投打において好プレーを見せるなど好成績を残し、兄が抜けたポジションを埋める活躍をしているが、決勝戦でのミスから守備で消極的になる場面もあり、遊撃手の倉持洋一から積極的な守備を行うように指摘されている。