ドラノール・A・ノックス
どらのーるえーのっくす
「うみねこのなく頃に散」の登場キャラクター。
概要
EP5にて初登場。
CV沢城みゆき
淡々とした性格の少女で、常に丁寧語で喋る。
語尾が「~デス」「~マス」とカタカナになっている。特に「デス」は反復することが多い。
天界から派遣された異端審問官の一人。『ノックス十戒』なる十の掟を使用し異端審問を行う。
ノックス十戒の言葉は全て、物語内で完全な真実であるということが保障される『赤文字』となっており、これを応用することで十戒に反する全ての要素を否定できる。
十戒を繰り出せば、そこに禁じられたあらゆる要素は存在しないことが確定し、存在を主張することも許されない。
十戒を作り出したのは彼女の父親だが、自らその禁を破ったことで彼女によって処刑されており、その時からドラノールの肉体の成長は止まっている。
彼女の派遣には天界大法院の厳正な審査が必要な為、彼女が来た時点でそれは異端にとって死刑宣告に等しい。
その為『死刑宣告のドラノール』または『十の楔のドラノール』なる異名を持つ。
なお、彼女が異端審問を行うのは単に邪悪を排除する為であり、魔女・悪魔などの人外そのものを真っ向から全否定している訳ではない。
故に時として、悪ではない魔法的存在を肯定する者に対しては味方に付くこともある。
ちなみに、原作では『ある方法』を行うと眼鏡をかけた姿が見られる。
名前の由来は古典ミステリー小説界における『ノックスの十戒』の作者、ロナルド・アーバスノット・ノックス。
『ドラノール』はロナルドのスペルを逆読みしたもの。
ドラノールの父親が十戒を自ら破ったという記述も、ロナルドが意図的に十戒に反する推理小説を制作したことに通じる。