CV：依田英助
概要
『アクマイザー3』第3・4話に登場した赤鬼に似た隊長怪人。1本角と黄色い単眼が特徴。頭部と上半身にはいくつものパイプが露出している。同じく隊長怪人のアオニーダの弟で、彼を「兄者」と呼ぶ。魔法陣アタックに耐えた兄と違い、アクマイザー3の通常攻撃でやられるなど兄に比べると脆いが、「ある方法」でこの弱点を補っている。
被弾すると「エンジン火炎」という炎を発生させる特殊な銃を武器とする。この銃の照準器は銃口を向けられた側から見ると鏡のようになっており、これでイビルの動きを封じた。ジャンケルは未装備。また空を飛ぶドリル戦車を有している。
ダウンワールドから地上の神社に湧いてくる水を飲んだ地上人を拉致および改造して突撃隊を結成する「オニーダ計画」が使命（ダウンワールドの水を飲んだ人間はサイボーグに適した体になるらしい）。
劇中での活躍
第3話「なぜだ?!ガブラが消えた」
小学校に奇襲を仕掛け、女性教師と生徒を拉致しようとするが、アクマイザー3に妨害される。この時はドリル戦車で彼らを攻撃して撤退する。
翌日、アオニーダを伴いイビルとガブラを襲撃するが、ザビタンに救出されてしまう。その後、鬼ヶ島でアオニーダが拉致した子供達の救出に現れたアクマイザー3と対決するが、ギャリバードとのカーチェイス中にアグマーの運転ミス（彼と兄がアグマーを煽ったのが原因）で乗用車を失ってしまい、アオニーダと共に戦車に乗り込む。しかしザビタンノヴァで戦車をあっさり撃墜され、脱出後にガブラにデンブルで拘束され、力強く投げ飛ばされて爆死した。
第4話「なぜだ?!イビルの裏切り」
前回倒されたはずだが、アオニーダと戦うアクマイザー3の前に突如現れる。途中で逃げ出してイビルに追跡されるが、実は鏡のある場所までイビルを誘導して動きを封じる策だったのだ。しかし、ダルニアに銃と鏡を消失させられ、イビルのイラードに突かれて崖から落ちて爆死する。
ところが、アオニーダが狙う建築技師の白川ユリの家に突如現れ、「イビルは俺にアクマ族への忠誠を誓った」と発言し、さらには「誓いの証」と称してイビルのジョーガンを見せて、ジョーガンでユリを狙撃し、ジョーガンをイビルに返却して撤退する。
その後、ザビタンとガブラがアオニーダの捜索をしている間にイビルの前に現れて、鏡で彼の動きを封じてユリを拉致し、イビルも銃で狙撃して撃退する。ユリの弟のケンイチに疑われてしまい、孤立したイビルの前に再度現れて仲間になるように催促するが、またもやイラードで突かれて崖から落ちてしまい爆死する。
だが、彼の残骸はアグマーに回収され、魔法陣に載せられてアオニーダの怪しげな呪文を受けると何事もなかったように復元された。彼はアオニーダの「生き返らせ術」（おそらくアクマ力）で復活していたのである。兄と共に意気揚々と引き上げるものの、術の発動をザビタン、ガブラ、ケンイチに見られてしまい、イビルの疑いは晴れてしまう。
信州の基地でアクマイザー3を迎え撃つものの、イビルのジョーガンで銃が破損してしまう。さらにアクマの紋章でザビタンを苦しめている際中の兄に不用意に近づいてしまい、紋章をうっかり落としてしまう。新型のドリル戦車もザビタンノヴァで破壊され、今度は自分が魔法陣アタックを受けてしまい、飛ばされた先にいたアオニーダに自分の角が刺さってしまい、兄弟仲良く爆死した。
関連タグ
シャアザク：何か似ている（もちろんアカニーダの方が先だが）。
堕姫：兄の鬼が健在な限り、何度でも復活する鬼。
