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概要

CV:近藤隆朝井彩加(幼少期)


本作の主人公。

ローレスを拠点とするマフィア組織「ヴァネッティ・ファミリー」への復讐に燃える青年。


本名は「アンジェロ・ラグーザ」

かつては父・テスタ、母・エレナ、弟・ルーチェの三人と共にローレスで暮らしていた。父親であるテスタ・ラグーザはヴァネッティの前身となるマフィアの幹部で、組織内外でも名の知れた存在だった。


誕生日の晩、父の属する組織の内部抗争から権力を掌握したヴィンセント・ヴァネッティの一派がラグーザ邸を襲撃。いたずら心から帰宅する父を驚かそうとクローゼットに身を潜めていたアンジェロは難を逃れるが、両親と彼らの身を案じ飛び出した弟は銃殺されてしまう。その後、アンジェロは隙を見て家から脱出、屋敷はヴィンセントたちにより火災事故を偽るために火を放たれた。


行き場の失くしたアンジェロは以降「アヴィリオ・ブルーノ」と名を変え、ローレスを離れ身を隠すように暮らすことになる。


その事件から7年後、生きる屍のように暮らしていたアヴィリオの元に「父の友人」を名乗る人物から下手人たる「ヴァネッティ・ファミリー」の名前が書かれた手紙が届いたのを皮切りに、家族を殺したヴィンセントたちへの復讐のためにローレスに舞い戻る。


7年振りにローレスに戻ってきたアヴィリオは、幼馴染のコルテオと再会する。

コルテオが製造している密造酒の評判を知るアヴィリオは、その酒を手土産に復讐のターゲットであるヴァネッティ・ファミリーへ接近。事件の首謀者であるヴィンセントの息子で当時の襲撃一派の一人でもあるネロ・ヴァネッティと知己となる。


復讐の機会を窺うアヴィリオは、ヴァネッティと敵対する「オルコ・ファミリー」との対立に揺れるネロたちに協力。ときには危機的状況を覆す奇策で彼らを救い、ネロの信頼を獲得していく。しかしその裏ではさらに謀略を駆使し、ネロの親族や仲間を悪魔の如く排除していく。


人物

性格は非情に冷徹。潜伏中はスリなどの犯罪で生計を立てていたらしく荒事にも慣れており、ナイフや銃の扱いも然ることながら、殺人に対しても動揺をみせないなど非常に肝が座っている。


また策謀家でもあり、作中ではたびたびマフィアの抗争に巻き込まれたり無理難題をふっかけられているが、相手が思いもよらぬ奇策を瞬時に考案し見事に切り抜けている。


過去の経緯もあり基本的にはシリアスなキャラクターだが、一方でDay4(第4話)では、車の運転が下手、極度の甘党であるなどコミカルな描写の他、子供たちとの触れ合いに笑みを見せたり、ネロの披露したジャグリングを真似しようとしたりなど僅かながら人間らしさを垣間見せている。


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