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時に柳のように 時に樫のように 今は耐えるのです

いずれ きっと 風は私たちに味方してくれます


CV:田中理恵


概要

グリダニアのグランドカンパニー「双蛇党」の最高司令官「双蛇将」にして、国是の決定を行う「精霊評議会」議長。

手にした白い杖は「クラウストルム」。「長老の木」の枝から作られた名杖で、入手の経緯は「黎明秘話」で語られている。


グリダニアにおいて重視される精霊との対話ができる「角尊(つのみこと)」の一人であり、その力も歴代有数に強い。

精霊との対話によって山火事や蝗害の予言をよく行い、若干6歳にして神官に任命された。


「角尊」を多数輩出してきた名門・センナ家当主であり、妹に大神官のラヤ・オ・センナ、弟に同じく大神官のア・ルン・センナがいる。

この三人を「三重の幻術皇」と称する。

執務の場「不語仙の座卓」は、しばしば都市同盟の首脳会談の場となる。


白を基調とした清楚な出で立ちで穏やかな雰囲気を漂わせるが、「不屈の巫女」の異名を持つ、有言実行の女傑。

エオルゼア諸国の都市同盟構想を初めて具体化し、さらにアラミゴ陥落以来ガレマール帝国との前線に当たるグリダニアをまとめ上げる。

新生編終盤、対蛮神兵器「アルテマウェポン」を機動させたガイウス・ヴァン・バエサルから降伏をうながす最終通告に対しても、三国の中では真っ先に拒否する意思を露わにした。

その一方、黒衣森の東部に住まうシルフ族から蛮神「ラムウ」の顕現を聞かされた時、シルフ達の言葉につられてうっかり「ラムウちゃま」と発言し、慌てて言い直すお茶目さを持つ。


掲げるモットーは「赤心の前に道は開ける」。

※赤心(せきしん):飾りのない真心。


「カルテノーの戦い」では、退却時に帝国軍の兵士が瀕死になっている所に手を差し伸べ、その命を救った。その後彼は大恩に報いるべく「白蛇の守人」となり、常に彼女の傍らで警護に当たっている。


「蒼天のイシュガルド」では、ドラヴァニア雲海にてモーグリ族発見の報を受けると現地に自ら出向き、幻術によって友好をアピール。彼らの協力を得ると共に、黒衣森のモーグリ族との交流が始まるきっかけとなった。

また、エンシェント・テレポによって地脈を彷徨うヤ・シュトラを、妹のヤ・ミトラの力を借り、三重の幻術皇が力を合わせる事で救出に成功した。


「紅蓮のリベレーター」ではエオルゼア同盟軍として帝国との戦いに本格的に参加。

アラミゴ王宮の決戦では、自らも前線に立って戦う姿が見られる。

その後もガレマール帝国との戦いで双蛇党を率いて事にあたり、「ギムリトダークの戦い」では戦場に出る。魔導兵器の自爆攻撃をバリアで防いで一行を守り、先へ進む助けを行った。


「漆黒のヴィランズ」は第一世界がメインの舞台となる為、本編中では出番がほぼなし。

第八霊災が起きた未来では「黒薔薇」により、他の指導者や暁のメンバーともども死亡した事が語られている。幸い光の戦士改め闇の戦士により、霊災が起きる未来は回避された。


「黎明秘話」第4話「心ひらいて」では、第七霊災前の物語がえがかれる。

意思決定の場「精霊評議会」が開かれる中、カヌ・エは何故か精霊の声が聞こえないことに動揺してしまう。その後相談の為に訪れた先代幻術皇ア・ピタタ・ラパに「声を返さないということは、耳を塞いでいるのと同じこと」と諭され、大精霊に自らの未熟を謝罪。ア・ルン、ラヤ・オと共に「問いかけ、受け止め、読み取る」事で第七霊災の脅威を知り、もってこれが「三重の幻術皇」の始まりとなった。


「暁月のフィナーレ」のロールクエスト(タンク)では主要人物。


グリダニアの風土病「鎖死病」は、ヒューランが感染すれば確実に死ぬという重病だったが、近年ようやく予防・治療法が確立された。しかし終末の厄災が発生したのに合わせるかのように黒衣森に現れた偽神獣「グレイプニル」は、従来の治療が通用しない鎖死病をまき散らし、ヒューランばかりか他種族にも死をもたらしてゆく。

森に生きる民の絶望を祓い、脅威の解決を目指すカヌ・エだったが、幻術皇としての重責も祟って一度は倒れてしまう。しかしその中で、グレイプニルの正体がかつて角尊だったエア・スラ・スピンだと判明する。


エア・スラとカヌ・エはエ・スミ・ヤンの元で修行していたが、当時のカヌ・エは「普通に生まれて、みんなと一緒に年をとりたかった。こんな角大嫌い」と言うくらいに反発していた。そんな彼女をエア・スラは宥め、「どう生まれるかなんて誰だって選べない」「この角は祝福の贈り物だから、自分はそれを人々のために役立てたい」と告げ、これがカヌ・エの心を変えるきっかけとなった。

しかしある日、大精霊が宿る「長老の木」の枝を入手しようとした邪な冒険者が、巡礼者と偽って二人に接触。カヌ・エは警戒して拒否したが、善性を信じて疑わないエア・スラは彼を案内してしまった。長老の木に駆けつけたカヌ・エとエ・スミは、精霊の怒りによって命を奪われた冒険者と、昏倒するエア・スラを発見。エア・スラは精霊から罰として角を奪われ、黒衣森を追放されてしまった。

その後エア・スラは各地を放浪したが、黒衣森への想いは断ち難く、数年前にハーストミルに流れ着く。エレンジアーと名乗って暮らすうちに村の娘を妻に娶り、以後は穏やかな人生を送っていたが、鎖死病に感染した妻が治療の甲斐なく死亡。エレンジアーは角尊でなくなった自分が癒しの術を使えなかった事と、治療が失敗したのは精霊が自分達を見捨てたからだと考え、絶望の末に偽神獣と化したのである。


かつての朋友の苦しみを知ったカヌ・エは、グレイプニルを長老の木におびき出し、光の戦士と白蛇の守人と共に討伐する。

獣と化したエレンジアーは星海に還る事もなく消滅するが、彼女は救えなかった彼に許しを乞い、幻術皇としてかつての意思を継ぎ、強く生きていくことを誓う。

その後、光の戦士が「冒険者のように自由な生き方を考えた事は?」と尋ねると、カヌ・エは笑って「もし幻術皇を引退したら」と前置きした上で「結婚を考えてもいいかもしれませんね!」と茶目っ気を見せて答えるのだった。


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