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概要

刃牙シリーズの外伝作品の1つ。正式タイトルは「バキ外伝 ガイアとシコルスキー ~ときどきノムラ 二人だけど三人暮らし~」。

月刊少年チャンピオンで2022年11月号から連載されている。

原案:板垣恵介、漫画:林たかあき


本編第2部「バキ」のガイアシコルスキーの戦いから幾日か後、リベンジマッチとしてガイアのもとにやって来たシコルスキーがなんやかんやで同棲を開始するという日常系ギャグ漫画

途中からはガーレンも加わる。

本編でのトラウマに翻弄されたり、本作オリジナルのキャラとの交流から最凶死刑囚編に登場したキャラのその後などが描かれる。


単行本は秋田書店の少年チャンピオン・コミックスから発売されている。

2024年2月時点で既刊3巻。


登場キャラクター


四畳半のアパート「花沢荘」で一人暮らしをしている。

意地の悪さでシコルスキーを翻弄する一方、ご近所付き合いには積極的で、花沢荘のシングルマザーから子どもを預かったり、トラブルを起こす輩の問題解決にも協力的。ハロウィンの時には、大家さんと子どもを脅していたDQNチンピラミイラ男に仮装して、徹底的に追い詰め、大量のお菓子をもらい、チンピラはミイラ男への恐怖で病院で布団を被って怯えることになった。

心の中にノムラという別人格があり、たまに交代する。


最強死刑囚の一人。今でも国際指名手配は解除されていない。

ガイアの自宅を襲撃するが、なんやかんやで丸め込まれて一緒に暮らし始める。

死刑囚生活で経験できなかった日常を楽しんでおり、例としてスマホに嵌まったり、ガイアの知人の古着屋に誘われてファッションを楽しんで、赤面することも。

危害さえ加えられなければ一般人に手出しはせず、特に子ども相手には悪戯されてもぶっきらぼうながら決して反撃せず、恩を返すときは粋な方法をしたりと、読者からなんで死刑囚になったのか、疑問に思われている。


  • 大家

花沢荘の大家さん。

ガイアのことはノムラと認識しており、料理のお裾分けをするなど関係性は良好。


かつてシコルスキーに敗れたロシアの英雄。そのトラウマを乗り越え、自分を通して祖国を侮辱したシコルスキーに復讐するべく、来日した。

結局、ガイアに丸め込みと、大家さんの説得で矛を収め、花沢荘の庭に穴を掘り、その地下室で生活している。

大家さんには腰が低く紳士的に接しているが、敬老精神ではなく異性として見ている節がある。


ゲストキャラ

  • 自衛隊

ノムラたちの同僚の仲間たち。

たまたまキャンプ先がかち合って、缶蹴りで場所を取り合ったが、大家さんに持って行かれて、最後は全員で楽しんだ。


  • 園田盛男

最凶死刑囚編で、死刑囚を捕まえようと躍起になっていたが、散々な結果に打ちひしがれ、誕生日に飲んだくれていたが、ガイアとシコルスキーが天体観測のために自宅マンションの屋上を借りていた偶然で再会。シコルスキーを捕まえるべく、奮起するが、酔っ払っていたことを利用して手錠を掛けるが、ガイアを犯人隠匿罪で欲張ったため、失神させられた。

結局、翌朝には屋上に1人で酔った夢だったとして解釈するが、朝食に肉まんを頬張り、トラウマを克服した。

なお、オリバからシコルスキーを引き渡された際、警察として刑が執行されるまでは生かそうとしており、シコルスキーも救急車の中で彼の言葉を聞いて、気紛れに出たとのこと。


  • ショーちゃん

シコルスキーとジャック電話ボックスで戦った際に巻き込まれたチャラ男の青年。

その時の経験がトラウマで、閉所恐怖症を患い、外で大をする時でもトイレのドアも閉められなくなってしまった。

その喧嘩に巻き込まれたことを友人に話しても信じてもらえなかったが、唯一その時に電話越しに話していた彼女にだけは信じてもらったことで、彼女と真面目に向き合う決意をしている。

彼女とのデートの前にシコルスキーと出逢ってしまい、大慌てで逃走。しかし、あの日のトラウマと向き合うことになり…



外部リンク

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