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キマリ=ロンゾ

きまりろんぞ

キマリ=ロンゾ(Kimahri-Ronso)は、『ファイナルファンタジーX』に登場するキャラクター。
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概要

CV:長克巳 / 新作歌舞伎での演者:坂東彦三郎


のような風貌を持つロンゾ族の青年。25歳。身長204cm。

ブラスカのナギ節が始まった10年前、ベベルからユウナをビサイド島に連れてきて以来、ユウナを傍で守り続けている。彼女が召喚士になった時もガードとして彼女の旅に同行する。

人間と比べれば非常に大柄な体格だが、ロンゾ族としてはかなり小柄で、それを馬鹿にされて誇りであるツノを折られてしまったことから故郷のガガゼト山を降りたという経歴がある。

非常に寡黙で滅多に口を開かないので、威圧的な雰囲気を醸し出しているが、身を呈してユウナを守る優しさや物怖じしない勇ましさを持ち合わせており、ユウナや仲間たちからは信頼されている。ティーダのことは当初はユウナのガードとして認めておらず口を利かなかったが、後に仲間として認めたらしく、会話する場面が増えていくようになる。後にはティーダやリュックに弄られる描写も見られる。


武器は。防具は小手。七曜の武器は「ロンギヌス」。オーバードライブ技は「敵の技」。「竜剣」という技を使用すると敵の技を習得できるというロンゾ族特有の能力を持ち、これによってオーバードライブ技のバリエーションが増えていく。


他のキャラクターにはスフィア盤にある程度決まった成長ルート・エリアがあるにもかかわらず、キマリ固有のエリアは非常に小さくアーロン以外の5つのエリアに繋がっている(通常版)。そのため、自身のエリアを早い段階で埋めることができ、他の好きなエリアへ進んで成長させる必要がある。

その際ユウナ以外のエリアはLv.1スフィアロック、ユウナエリアはLv.2スフィアロックがかかっているため、対応するキースフィアでロックを解除する必要がある。

キマリのエリアで習得できるアビリティは「竜剣」「不幸」「ライブラ」「アルテマ」のみで、アルテマはLv.4スフィアロック×3によって終盤まで習得できないようになっている。

リュックがパーティ加入で最も遅くなることや、ガガゼト山でのキマリ単独バトルのことを考慮すると、リュックのエリアへ進むのがオススメとされている。その他、ティーダエリアでのヘイスト習得、ユウナエリアで回復・補助魔法習得など、可能性は幅広いが、進め方によっては中途半端な性能になってしまう。逆を言えば自由に育てることができるキャラクターと言える。


2年後を描いた続編である「ファイナルファンタジーX-2」ではロンゾ族の長老になっている。立場上ガガゼト山を離れられなくなってしまったが、ユウナ達が訪ねると協力してくれる。

しかしロンゾ族の方針をめぐり一部の若者と対立している。



ストーリー面ではユウナをストーカー老師から守ったり、ビランとエンケに決着を付けるためにひとりで立ち向かったりと、なかなかにかっこいい活躍が多いのだが無口な性格や戦闘での微妙な性能(※)が災いしてか、「アルティマニアΩ」のキャラ人気投票でメインキャラなのに10位以内に入れない、マイナビウーマン「読者のFFで使わなかったキャラアンケート」で1位など不遇な扱いを受けている。


pixivでは「キマリ」のタグで投稿されることが多い。





※ 本作はステータスのインフレが激しく、最終的には典型的な白魔導師兼召喚士のユウナですら杖のスコンッで99999の限界強化カンストを出せるようになり、全キャラが全魔法を使用できる様になるため、差別化点がオーバードライブ技(以下OD技)と七曜武器にしかない。

そしてOD技に求められるのは(器用万能かつチート性能のリュックの調合を除き)基本的にヒット数であり、最上位がワッカのアタックリールの最大12発、次点がティーダのエース・オブ・ザ・ブリッツの9発である一方で、キマリはオメガウェポン裏ボスから奪えるサンシャインの2発しかない。

アーロンも陣風で2発なのだが、彼の場合征伐によるフルブレイクなどの独自性があり、七曜の武器も限界強化が容易で更に「さきがけ」という所持者が(ごく一部を除いて)必ず最初に行動できる必須アビリティがついている為、採用率は最上位である。

一方でキマリの七曜の武器は限界強化させたい場合、作中でも難関のミニゲーム「チョウ探し」を飛空艇入手後に2箇所ともクリアすることが必須な上、それを乗り越えた先につくアビリティが共通のダメージ限界突破とトリプルドライブを除くと、AP(経験値)2倍、回避カウンターであり、AP2倍が死にアビリティになるせいで活かすのは難しい。

ワッカ、ユウナ、リュックの七曜武器もAP2倍の死にアビリティは付いており、特にリュックは死にアビリティのひとつ「ギル2倍」まで付いている酷さだが、ワッカは最高峰のヒット数、リュックは調合の万能性能、ユウナは召喚獣での身代わりと独自性を持っており、何よりワッカとリュックは水中戦の固定メンバーである。しかしキマリにはそれらがないという問題を抱えている。

総括して

・七曜の武器を完成させる労力がかかる。その難しさはINT版以降のティーダと同じぐらい。とはいえ、これでも上には上がいるだけまだマシだが…

・仮に完成させてもアーロンのさきがけの様な特筆すべき点がない。ティーダの七曜の武器にはある魔法カウンターもない

・OD技も種類こそ豊富だが、実質的に使えるのはマイティガードかサンシャインぐらいで、マイティガードは調合で代用可能…どころか調合の方が強い

…と、独自性が皆無であり強みが全くない。

ではストーリー中はどうかというと上述通り固有範囲が狭い為誰かの後追い(劣化)になりやすく、最序盤から計画的に育成しないととても戦力にはならず、レベリング出来る頃にはパーティが揃っているので敢えてキマリを使う必要もないことになる。特に序盤でアーロンのエリアに直接向かう手段がないのはかなり致命的だろう。

そしてやりこみでも使える要素がないので育てない、使わないが一番手っ取り早く、かつ最適解になってしまうという事態になりやすい。不憫である。


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ファイナルファンタジー10 FF10 ユウナ


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