甘い!サイバー流にとって、攻撃力の制限など無意味!!
概要
遊戯王GXに登場する流派。
サイバー・ドラゴンを始めとした「サイバー」と名のつく機械族モンスター群を使用するデュエリストの流派である。リスペクトデュエルを大切にしている(その割にデッキの殺意が高いとは言ってはいけない)。
主にサイバー・ドラゴンを素材とする融合体により、1ターンキルも可能な超火力でガンガン押していくのが最大の特徴だったが、現在はカードプールの大幅な増加に伴い、かなり多彩な戦術をとることが可能になっている。
OCGにおいては機械族の中でも大所帯のテーマで、非常に多くのカードが所属する。特にサイバー・ドラゴンの派生種は多岐に渡り、テーマの大半を占めると言っても過言ではない。
アニメ終了後もOCGオリジナルの新規カードが度々登場しており、既に準環境クラスのカードパワーが有るにもかかわらずストラクテーマ投票を勝ち抜く等、今なお圧倒的な人気を誇る。
裏サイバー流
サイバー流の裏デッキ「サイバー・ダーク」シリーズの事。
主流のサイバー流とはデッキの方向性がまるで違うので、その実態はほとんど別物と言っていい。
アニメではその強さとリスペクトデュエルの精神からかけ離れた特性を危険視され、サイバー流道場にて封印されていた。使用者への健康被害が甚大で、このデッキを使い続けたヘルカイザー亮は心臓病になってしまった。
だがOCGではかなり弱体化した結果サイバー・ドラゴンと比べて余り目立っておらず、強力かつ凶悪なカードという扱いだったアニメとのギャップをネタにされることが多い。
ちなみにOCGプレイヤーの一部は、これと区別して上記のサイバー流を「表サイバー流」と呼ぶこともある。
アニメでは
亮が師事する流派として登場しており、かつては多くの門弟を抱えていた。
しかし、光の結社篇の時点では門弟はゼロ、現師範の鮫島が残るのみという、当人曰く「もはや名ばかりの流派」という凋落っぷりである。
また、流派の基礎とされる「リスペクトデュエル」の精神とは、簡単に言うと自らの勝ち筋に拘り、その上で同じように拘る相手に敬意を忘れず、常に自分に出来る最大限の力でぶつかるというもの。
亮のデュエルにおける異常な攻撃力の多発はここに由来しており、サイバー・ドラゴンデッキでこの精神に忠実に従った結果がアニメでのオーバーキル・1ターンキルの多発である(わかりづらいがサイバー・ドラゴンのデッキはサイバー流において次代の師範となる後継者に渡されるものであり、門下生全てが持つわけではない。裏付けとして、鮫島はサイバー・オーガのデッキを持っている)。
関係者
関連項目
サイバー・エンド・ドラゴン(継承者に受け継がれるカード)
サイコ流(時を同じくして誕生したデュエル流派)