宝石	サファイア	蒼玉
意志	《瑕無き六条の災火炎》(パーフェクトスターサファイア)	憎悪の意志。自身の家族と故郷を滅ぼし、人間という種族を追い詰めたヴァンパイア種を醜く思う事で発現した魔眼。ソーマが”醜い”と認識した生命体を魔眼の視界に収めると、その生命体は蒼き灼炎と共にサファイアに置き換えられ、たちまち崩れ落ちる。

アリアンナ・ハートベル（Arianna Heartbell）

本作のメインヒロイン。

ペガサス組唯一の良心にして苦労人。

誕生日	7月12日
身長	162㎝
スリーサイズ	84-63-87／Cカップ
好きなもの	童話の絵本
嫌いなもの	ヘビ
CV	月白まひる

宝石	ダイヤモンド	金剛石
意志	《天翔ける希望の羽》(ダイヤモンドホープ)	"大空を飛びたい"という願いから発現した意志。あらゆる障害物をも防ぐ堅牢なダイヤモンドの翼で自由に空を飛べる。意志発動中は皮膚の強化も為される。

ベルカ・トリアーデ（Berka Triade）

本作のヒロイン。

意志そのものを『強者の証』と勘違いしてしまうほど闘いに執着しており、それ以外のものには興味を示さない。

誕生日	9月30日
身長	166㎝
スリーサイズ	85-62-83／Cカップ
好きなもの	強敵
嫌いなもの	美容の敵
CV	鳥飼すず

宝石	アレキサンドライト	金緑石
意志	《正々堂々たる千々の羽々斬》(アレキサンドライトソード)	"剣に懸けては誰にも負けない"意志。意識・切れ味・動体視力・判断力など、剣技におけるあらゆる能力が研ぎ澄まされる。幼き頃に見た女騎士「カミラ」よりも、剣士として、女性として立派になりたいという願いから発現した意志。

メア・アシュリーペッカー（Mare Ashley-Pecker）

本作のヒロイン。

猫タイプのセリオン。智識の宝石による解析能力はあるものの、地の知識もあらゆる学問に精通している。仲間や人情には一切興味がなく、見た目に反して薄情な性格。

誕生日	3月4日
身長	144㎝
スリーサイズ	70-54-60／Aカップ
好きなもの	フライドチキン
嫌いなもの	人情
CV	猫弍みるく

宝石	トパーズ	黄玉
意志	《恐れ知らずは叡智の姫》(トパーズリーズン)	光を当てた対象を解析する能力。Dr.ゲゼルマンによる"極限錬成"によって与えられた恐怖に対抗する形で「何事も識れば怖くない」という気持ちから発現した意志。未知のものでも対象物を構成する物質や成分や、相手の持つ意志など詳らかに解析する。人の精神の解析を行うことはできない。

変彩後

仲間との絆を大事にするようになり、誰よりも甘えん坊になったメア。

宝石	アクアマリン	水宝玉
意志	《愛と勇気と英知の鎖》(サンタマリアアクアマリンエンドレスチェイン)	対象物と対象物を鎖でつなぎ、強引に、かつ的確に物理的なコントロールやオペレーションを可能とする。感覚も共有される。

ヴェオ（Veo）

狼タイプのセリオン。故郷の村から追いやられて一人で放浪しているところをシャーロット先生が見つけ、ジュエリー・アカデミアに入学することになった。

誕生日	10月中旬
身長	175㎝
好きなもの	干し肉
嫌いなもの	集団行動
CV	對馬芳哲

宝石	オニキス	黒瑪瑙
意志	《孤狼の爪》(ローンオニキス)	”孤高を貫く”意志。自身が孤独だと認識している状態であれば筋力・抵抗力・聴力・スタミナが大幅に向上し、７日間飲まず食わずで走り切れるほどという。しかしあくまで孤高の発揮する意志なので、周囲に人がいればいるほど効果は薄まっていく。

マークス・フォン・レオンシュタイン（Markus von Leonstein）

フリギア王族・レオンシュタイン家の第四王子。叔父を殺した獣人種を憎んでいる。

誕生日	4月22日
身長	177㎝
好きなもの	紅茶
嫌いなもの	獣人
CV	おおしたこうた

宝石	ロードナイト	薔薇輝石
意志	《獅子吼す十六夜の薔薇園》(ジリオンロードナイト)	薔薇園を展開し、範囲内の生命体を服従させる

一時の変彩

ノアの退場後、孤独を決意したマークスに変彩が起きようとしていた。

宝石	漆黒の薔薇輝石	ロードナイトとオニキスの狭間
意志	《八重咲く黒薔薇の女王蜂》(オニキスマグナマテル)	兄を失い、父母を失い、ついには妹までをも失い天涯孤独の身となったマークスは孤独を決意し、新たな意志を宿さんとしていたところをヴェオとの対峙によって阻まれた。

シャーロット・ジェローム（Charlotte Jerome）

ペガサス組担任教師。宝石学を担当している。

誕生日	10月5日
身長	168㎝
スリーサイズ	89-64-92／Dカップ
好きなもの	休日
嫌いなもの	帰省
CV	花宮楓

宝石	トルマリン	電気石
意志	《閃電する螺旋風》(トルマリントルネイド)	シャーロット先生退場後、メアの手によりトルマリンとクォーツに彼女の遺した電気石の遺志を組み込んだ通信デバイス「電信機」となり、ペガサス組一行の遠隔での指示などが可能になる。メアの話によると通常の電気石と異なり、電荷、電圧、誘導をある程度コントロール可能とのこと。

《メデューサ》

ルビイ（Ruby）

敵組織《メデューサ》の幹部にして主人公ソーマの幼馴染。

誕生日	1月24日
身長	157㎝
スリーサイズ	88-57-89／Fカップ
好きなもの	ワッフル／ソーマ
嫌いなもの	ヴァンパイア種
CV	相模恋

宝石	ルビー	紅玉
意志	《紅く赫く嚇怒の果実》（レッドベリーピジョンブラッド）	血漿を結晶化させ、鋭い刃にもなりうるルビーを作成する。対象がヴァンパイアであれば内部に流れる血液をも結晶化させることができるので殺傷能力においては他の追随を許さない。ソーマと同じくヴァンパイア種に家族故郷ともども滅ぼされ、ヴァンパイア種に対する憎悪から発現した意志。サファイアと同じコランダムではあるが、違うのは意志の内に秘めた”インクルージョン(内包・体験)”。

敵組織《メデューサ》の幹部のセリオン。かつてはアカデミアの生徒であり、ヴィクター・レイの教え子だった。普段は飄々としており口が上手い。アカデミアの生徒だった頃はラピスラズリ（探求の意志）で、童話で読んだ理想の黄金卿を求めて旅に出たメイナートはやがてギメルにラピスラズリを割られ、新たに意志を宿し、「少数の正義が認められないならオレは悪でいい。弱者を救うには悪に染まるしかない」という思いでメデューサ側に属した。

CV	間森勘
宝石	セラフィナイト	斜緑泥石
意志	《熾天十字の業》(クリノクロアクリスクロス)	"悪に染まる"意志。背負った罪咎に応じて強くなる。小型の十字架を小刀や投げナイフとして扱ったり、大型の十字架をトンファーのように格闘へ用いるなどする。指を鳴らすことでセラフィナイトからプラズマ波を帯びた爆発を生じさせることも可能。

キルスティン・ホロウグレイヴ

敵組織《メデューサ》の幹部の一人。「心眼」と呼ばれる異能により人間でありながらヴァンパイアを容易く葬る膂力を持ち、《メデューサ》においては首領ギメルロードに次ぐ戦闘力を誇る。ヴァンパイアを強く惹きつける”稀血”という体質によって数多くのヴァンパイアに狙われ血を吸われ続けた上、脱して漸くたどり着いた故郷が既にヴァンパイアによって滅ぼされていたという経験から、ヴァンパイア種に対する非常に強い生理的憎悪を抱えている。

CV	西園かなえ
宝石	スピネル	尖晶石
意志	《蠢き憂つは愁ひの終》(スピネルエンド)	故郷への帰路を阻むあらゆるものを一掃する郷愁の意志。手持ちの槍による攻撃を変幻自在の巨大なエネルギーへと変え飛ばすことができる。

Dr.ゲゼルマンⅢ世(ブルーノ・ゲゼルマン)（Bruno Gesellmann）

齢242歳にして、賢者の石を求めて四大宝石であるエメラルドやダイヤモンドの意志を意図的に生み出す実験”極限錬成”を続けている。

誕生日	10月5日
年齢	242
CV	高橋ちんねん
宝石	クリスタル	水晶
意志	《生命織成す玻璃水象》(クリスタルパレイドリア)	非生物や無機物に命を与えたり、生命どうしを融合させて強引にキメラを生み出したり、体に損傷があっても再結合することで疑似的に再生することなどが可能。

ギメル・ロードベイン

敵対組織《メデューサ》の首魁。アカデミア一帯を石化で半壊させた。詳細は後述の項目「χ」「セシリア」を参照。

年齢	40代
CV	一条和矢
宝石/鉱石	黄金の剣
意志	《秘め紡ぎ祈る愛の剣》(ゴルディオンクリューシオール)	隕星剣の内部から現れた黄金の大剣。ちなみにこちらの世界ではクリューシオール(クリューサーオール)は「黄金の剣を持てる者」の意味を持つ。(参考)

EpisodeΧ

ソーマたちの物語と併行しているかのようなミスリードを誘うように本編の節々に差し込まれていた別のエピソード。実際はジュエリー・アカデミアが設立される以前の物語。

χ

読みはギリシャ文字の「カイ」。琥珀歴1586年(ソーマが学園に入学した年の約30年前)、ゲゼルマンの”第一回極限錬成”の被検体「χ」としてアカデミア設立予定地の地下に監禁されていた人間の少年。その正体はギメル・ロードベイン本人。長い間監禁されていた少年ギメルは、ゲゼルマンが久しく顔を出したタイミングで脱出、さらにゲゼルマンの背中に生涯奴隷となる契約の証を刻印。ともに監禁され、ともに脱出し、日光に晒され消えてしまったヴァンパイア「セシリア」の”遺志”に添うことがギメルの意志である(後述参照)。

CV	羽生羽見

セシリア・クランルージュ

χと一緒に”極限錬成”の被検体として監禁されていたヴァンパイアの少女。「天眼」と呼ばれる特殊な眼の持ち主であり、その土地の地脈を見ることで太古の因果を”視て”しまう。長い間に渡る監禁の間に、ヴァンパイア種が人間種を追いやってしまったという種の歴史を視たセシリアは「ヴァンパイア種は毒であり、地上に生きていてはいけない醜い存在。滅びるべきだ」と強く思い、意志「メテオライト」が発現した。

ギメルがペガサス組一行と対峙した際持っていた「メテオライト」は、他でもないセシリアの遺した”遺志”である。

CV	のしな詩乃
宝石	メテオライト	鉄隕石
意志	《絶て堕ち滅す葵の星》(ギベオンメテオライト)	石化の意志。種の絶滅を願ったことで発現。辺り一面を石化させることができる隕石を降らす。意志の発現後セシリアはすぐ消えてしまったので、実際に使用したのは大人になったギメル。

その他

マスター

《宵闇連盟》の統制官代理として潜入捜査中のソーマと秘密裏に連絡を取っていた人物。（下記に続く。）

キャロライナ・マクラクラン（Carolina McLachlan）

アカデミアの司書教諭。「キャロちゃん」という呼び名で親しまれてる。

しかしその正体は《宵闇連盟》の潜入捜査・偽装任務中である前述のマスター。

重度の人種差別主義者。

誕生日	6月27日
身長	152㎝
スリーサイズ	75-59-76／Aカップ
好きなもの	歴史書
嫌いなもの	図書室のマナー違反
CV	歩サラ

宝石/鉱石	シルバーバレット	銀の弾丸
意志	《亜種討滅す銀の弾丸》（シルヴァリーバスターバレット）	"あらゆる亜人を殺す"意志。亜人(獣人･吸血鬼)特効のあるシルバーバレット。物理的制限のない”意志”である故、無限発・ノーリロードで発射し続けることができる。本人の手元を離れても存在できる最大の弾数である３発をソーマに切り札として渡していた。ちなみにこちらの世界でも、銀の弾丸は”西洋の信仰において狼男や吸血鬼などを撃退できる”とされている。(Wikipediaより引用)

カーラ・シルヴィア・クィンバーン（Carla Sylvia Quinburn）

ダイヤ組の学級委員長。幼馴染のアリアンナをライバル視している。

入学試験は67位。バードウォッチング部ではアリアンナと競えないため、射撃部所属。

由緒ある家柄で紛れもないお嬢様ではあるものの、言葉遣いがとてつもなく汚い。

「ええ……判りました。よ～く理解しましたとも。貴女みてえなクソったれのドブ臭えクソアマだけは絶ッッッッッッッッッ対ェに許しておけないってことを！！！」

誕生日	12月24日
身長	161㎝
スリーサイズ	85-63-89／Cカップ
好きなもの	バカラ
嫌いなもの	ドブネズミ
CV	風花ましろ

宝石	アゲート	瑪瑙
意志	《闇閉す開闢の闘閃》（エリアゲート）	いろんなところへ旅をしたいという思いから発現した意志。カーラ自身が足を踏み入れたことのある土地への行き来を可能にする茶・桃の扉と、まだ行ったことのない未知の土地へ繋ぐ橙の扉を召喚する。茶・桃の扉をゲートとして接続するには、その間の道のりを正確に思い出す必要がある。

ノア・フォン・レオンシュタイン（Noa von Leonstein）

マークスの妹にしてフリギア王族第一王女。

アカデミア付属校でトップのエリート。

誕生日	2月14日
身長	150cm
スリーサイズ	78-58-80／Bカップ
好きなもの	兄の絵
嫌いなもの	宮廷のしがらみ
CV	結城ほのか

宝石	ロードナイト	薔薇輝石
意志	《花吹雪く天鵞絨の蒲公英》(ロードナイトライオンハート)	傷ついた者がいれば、どんな間柄であっても手を差し伸べるという思いから発現した意志。便利なように思えるが、負傷者には必ず手を差し伸べねばならなく、そこに例外は許されない。一人でもけが人を見逃したら破綻してしまう、生き方を縛る窮屈な意志ともいえる。

ヴィクター・レイ

ダイヤ組担任教師、のちのペガサス組担任。射撃部顧問。

シャーロット先生と仲が良い。

CV	霧島陽炎
宝石	アレキサンドライト
意志	《正々堂々たる千々の羽々斬》（アレキサンドライトソード）	紫光を纏う片刃の剣を巧みに扱う。学園の22期生の入学時、初めて担任を請け負ったレイは、同じアレキサンドライトを持つ生徒に手本を見せようと意志を発動すると、レイの意志の完成度の高さを目の当たりにした、武芸を極めんとする生徒たちの宝石が砕けてしまった。この事故以来、生徒には自身の意志を見せないようにしている。

ネスター軍曹

フリギア王国軍軍曹。アカデミアに対《メデューサ》の人員を要請。しばらくはペガサス組の斥候にお供した。よく煙草を吹かしている。

CV	金通夢科斎

ケイト／エウリュアレ

醜女帝パラスによって醜いサファイアの蛇に変えられた女王エウリュアレ。死後、フリギアの地に遺志の鉱脈を遺した。その鉱脈の一部を触覚として地表に出せるようになったエウリュアレは、”闘いを無くす”よう命じられた触覚「ケイト」としてアリアンナ達の前に現れた。

しかしあらゆる歴史のターニングポイントにケイトの姿で現れては、闘争を起こしたという。《メデューサ》を組織として立ち上げた副首領「エリシャ」を殺め、七年戦争の発端となったのもケイト。

闘いを無くすために、逆に闘争を起こし生命の個体数を減らす*。闘いを起こしうる生命体を排除し、自身だけの世界を築こうとしていた。

CV	天知遥
意志１	《愛すべからざる鏡》(アイズメテオライト)。	古代フリギアのエウリュアレがサファイアの蛇の状態で発現させた魔眼。この魔眼を使い、醜いヴァンパイア族の国を侵略していた。
意志２	《瑕無き六条の災火炎》(パーフェクトスターサファイア)。	エウリュアレの右目の魔眼。ケイトがパラスから奪った遺志であり、ソーマの魔眼と同じ性質を持つ。
意志３	《煌キ禍ツ貪婪ト燦爛ノ無何有郷・赤楝蛇》(デッドサーペントエンドブリリアントワンダーワールド)	エウリュアレの左目の魔眼。悪寒・頭痛・吐き気・震え・倦怠感などが病の何千倍という濃度で全身を巡り、皮膚が爛れ、血反吐が溢れ、肉体の末端がぼろぼろと欠け始める。”死”そのものが対象物の身体を蝕む。