『勝った!勝った!夕飯はドン勝だ!!』
概要
最大100人のプレイヤーが無人島に降り立ち、そこにあるアイテムを使って最後の一人になるまで殺し合うバトルロワイヤル式のTPS「PLAYERUNKNOWN'SBATTLEGROUNDS(PUBG)」において見事最後の一人(グループ戦の場合一組)になった際に表示されるのが上記のメッセージである。
英語版の『WINNER WINNER CHICKEN DINNER!』という
ブラックジャックでディーラーがプレイヤーへの賞賛として贈る決まり文句と
七面鳥が縁起を担いで食べることを掛け合わせた洒落を日本語に訳した結果が上記のメッセージである。
当初は豚カツかカツ丼を混同した結果、ドン勝という謎の食べ物になってしまったと思われていたが、後々の開発スタッフのインタビューやツイッターによると『カツと勝つを掛け合わせたシャレとして意図的に誤訳っぽいものにしたから、直す気は無いよ。』とのこと。
その独特な響きの良さからプレイヤー間に瞬く間に広がり、『最後の一人まで残る』と言った意味で『今日こそはドン勝食べるぞ』や『ドン勝食べたい』などといったスラングとして扱われている。
「ドン勝」は『PUBG Corporation』の登録商標であり、テレビCMにも使われている。
また、PUBGを皮切りにバトロワゲームブームが発生した際にはそれらで優勝することを全て一緒くたに「ドン勝」と呼ぶ時期もあった。
現在でも似たような意味としてフォートナイトのビクトリーロイヤル(ビクロイ)を優勝の意味で使う場合もある。
余談
薄切り肉とデミグラスソースを使った韓国風の豚カツのことを「DONKATSU」と呼ぶ場合があるらしく、PUBGの開発元が韓国であることも含めて当初はそっちと混同した結果このような訳になったのでは?といった説も浮上していた。
関連項目
PUBG PLAYERUNKNOWN'SBATTLEGROUNDS カツ丼 豚カツ
デザ神 - バトルロワイヤルをテーマにした仮面ライダー作品に登場する、優勝者を示す称号。誤訳じみた妙な響きが似ている。