演：平泉成
概要
元惑星地質学者。現在は退役している。苗字の漢字表記は「伴」
妻は5年前にナメゴンの襲撃で、息子のヒロトは自身が艦長をしていたスペシウム輸送船「アランダス号」がウルトラゾーンに吸い込まれそうになった際に自らを犠牲にする形でそれぞれ失っており、天涯孤独の身となっている。
ヒロトを救えなかった贖罪のために彼の姿を借りて自分の前に現れたウルトラマンメビウスから、自分がヒロトの代わりになることを申し出られたが、「自分のくだらないエゴのために君の人生を無駄にするわけにはいかない」と断り、旧知の仲であったサコミズに、メビウスを託す。
この時、メビウスに送った「君のこの星での『日々の未来』に幸多からんことを…」という餞別の言葉が、彼が「ヒビノ・ミライ」と名乗るきっかけになる。
ミライが仲間と一緒に談笑しているのを見て、亡き息子の「早く地球での友達が欲しい」という願いを思い出したり、「いつまでも、その姿でいてもらうわけにはいかんだろうな」という発言とその返しである「いさせてください、この姿で。 僕はヒロトさんの分まで生きます」という言葉に抱擁で返していることから、ミライがヒロトの姿を借りていることに関してはむしろ「息子の姿をした人物が生きている」「息子を忘れないでいてくれる人がいる」と死を乗り越えてからは好意的に見ているようだ。
