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ブラックパンサー(映画)

ぶらっくぱんさー

2018年公開のスーパーヒーロー映画。MARVELのキャラクター「ブラックパンサー」を主役とする。
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解説

2018年2月16日全米公開、2018年3月1日日本公開。

MARVEL初の黒人ヒーロー・ブラックパンサー / ティ・チャラを主役とするシリーズ第1弾であり、MCU作品としては第18作となる。


主演のチャドウィック・ボーズマン、監督のライアン・クーグラーを初め、キャスト・スタッフともに黒人が大半を占めている。

ストーリーもまた、欧米の歴史において常に、そして現代でも続く人種差別をベースとしている。


公開されている予告編では、クールなヒップホップが印象的に使われており、それに合わせたアクションにも期待がかかった。


ストーリーとしては、『シビル・ウォー』の後であり、父をなくしたティ・チャラが自身が治めることとなったワカンダの秘密を狙う内外の敵に立ち向かうというものとなっている。

ヴィランは、初登場のキルモンガー


成績

アベンジャーズ』を抜き、北米史上最高の興行収入(当時)を記録。公開年に全世界史上No.9全米史上No.3を樹立し、『エンドゲーム』より前のMCU作品ではトップの成績を収めていた。

第91回アカデミー賞において、史上初のアメコミ映画かつスーパーヒーロー映画として作品賞にノミネート。この回では作品賞を含めた7部門にノミネートされ、作曲賞・美術賞・衣装デザイン賞の3部門を受賞。


続編

この好評を受け、シリーズ第2弾の製作が決定。

しかし、主人公ティ・チャラ役のボーズマンが『エンドゲーム』後の2020年に急逝。


マーベル・スタジオは代役を立てることなく、ティ・チャラ不在の状態で、ワカンダと本作に登場したキャラクターを掘り下げると宣言している。

詳しくは正式タイトルの『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』を参照。


ストーリー

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』において前王ティ・チャカを失ったワカンダに、彼の息子ティ・チャラが正式に新たな王として就任した。ティ・チャラは父の遺志を継ぎ、ワカンダの国益を第一に考えるが、世界中で黒人が未だに人身売買の被害に遭っていることを痛感する幼馴染のナキアは納得できない。

その頃、ロンドンの博物館で保管されていたビブラニウム製の武器が強奪されるという事件が発生。主犯は武器商人ユリシーズ・クロウと、元アメリカ軍人の傭兵キルモンガー

ティ・チャラはブラックパンサーとしてクロウの悪行を止めるため、ナキアと親衛隊長のオコエとともに、クロウが闇取引を行うという韓国の闇カジノへ赴く。


この事件が、ワカンダの治政とティ・チャラの信念を揺るがす非常事態へとつながっていく――


キャラクター


余談

サウジアラビアにて35年ぶりに作られた映画館において、初めての上映作品にもなった。


ちなみに、こんなネタもある。


また、シーンの多くがアトランタおよび、その近辺で撮影されており、序盤の韓国釜山のシーンは全てアトランタ近郊に作られたセットであり、大英博物館のシーンもアトランタ市内の博物館で撮影されている。


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