経歴
1983年11月24日生まれ、ベネズエラ・アンソアテギ州バルセロナ出身。
ポジションは内野手、右投げ右打ち。
2000年、ドラフト外でMLBのシアトル・マリナーズへ入団し、2004年にメジャーデビュー。
コロラド・ロッキーズ、フロリダ・マーリンズ、クリーブランド・インディアンス、シカゴ・ホワイトソックスと球団を転々としながらもメジャー9年で通算1005安打を放った。
2013年にNPBの読売ジャイアンツへ加入。移籍1年目で打率3割を記録し、リーグ優勝と日本シリーズ進出に貢献したが、翌年はスタメンを外れることが増えたためシーズン終了後横浜DeNAベイスターズに移籍。
横浜DeNAベイスターズでも主軸を任され、2020年9月22日の阪神タイガース戦にてNPB/MLB公式戦通算2000試合出場を、同年10月24日の広島東洋カープ戦にてNPB/MLB公式戦通算2000安打を、同年10月31日の阪神タイガース戦にてNPB通算1000安打を、それぞれ達成した。2020年シーズン終了後、慣れ親しんだベイスターズを退団。NPB通算1001安打。
NPBを離れた後は母国ベネズエラのウィンターリーグでプレー、2022年まで現役を続けた。
選手としてしての特徴
愛称は「チャモ」（スペイン語で「ヤンチャ坊主」の意）。
ケースバッティングは不得意で好不調の波が大きいが、長打力が高く毎年のように二桁本塁打を記録している。典型的なプルヒッターであり、得意の高めの直球をレフトにスタンドインさせた時のホームランを確信した歩き方はかっこいいとファンにも評判。
守備位置は基本的にファーストだが、元々はセカンドだったこともあり守備が滅法うまく、守るだけならまだサードやセカンドも守れるらしい。内野陣の取りづらいような危ない送球ですらあっさりキャッチングしてアウトにしてくれるため、ベイスターズファンからは打撃不調の時にも「多少打てなくても守備面でロペスは外せない」とフォローが入るほど。NPBではゴールデングラブ賞を5度受賞した。
野球への意識が高い等人格面でも評価が高く、読売ジャイアンツ時代から人格面での悪評はほとんどなく（むしろ周りの新入団外人の面倒を見たりもしている）、横浜DeNAベイスターズ移籍後も若手の多いチームにあって若手の見本となるベテランとしてチームを牽引している。
関連タグ
- イチロー：マリナーズ時代の同僚。「ルーティンを変えない事」の重要性や、野球への意識の高さに大いに影響を受けたらしい。ちなみに、彼の影響でユンケルのヘビーユーザーでもある。
- 日本プロ野球でプレーした外国人選手一覧
- 引退したプロ野球選手一覧
- 内野手
- 駒田徳広：彼同様に巨人から横浜(現:DeNA)に移籍し、両球団で4番を打った一塁手。
