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CV:永澤菜教(放送開始当初の名義は長沢直美)


概要

春風どれみ達の魔法の師匠で、MAHO堂の現オーナー。年齢800歳くらい(人間で言えば中年)の魔女。おつきの妖精はララ。温泉エステサンバが大好き。


意地っ張りで強欲な上、その場のノリで行動してしまう浅慮な部分が見られ、時々トラブルメーカーと化す事がある。特にデラに煽られてムチャなギャンブルに乗り出しては、いつも痛い目を見ている。

歌は非常に下手。

名前の由来は『ひょっこりひょうたん島』の『魔女リカ編』の敵役の『魔女リカ』。


経歴

以前は魔女界の女王選挙に出るための資金集めを目的として、マキハタヤマ・リカ(巻機山リカ)と名乗って魔法堂を営んでいたが、どれみに魔女であることを見破られて魔女ガエルに姿を変えられてしまう。そして、どれみを筆頭に藤原はづき妹尾あいこおジャ魔女たちを弟子に迎える事になった。さらに魔女ガエル化で人前に出られなくなったため、店の経営は弟子であるおジャ魔女たちにゆだねる事になる。

魔女ガエル化の後の移動手段は掃き掃除用のチリトリを使うことが多い。

無印の最終話で一度は元の姿に戻るも、どれみの経験不足のせいですぐ魔女ガエルに戻ってしまい、ドッカーンの終盤では魔女ガエルの呪いが解けた後もまだ魔女ガエルのままで、ピュアリンコンパクトのどれみ用の水晶玉の力によって、やっと元の姿に戻り、最終回ではハナちゃんの保護者として彼女達の卒業式に出席して、ハナちゃんと魔女界に帰る。

16シリーズではとある事情(後述)で再度人間界に赴き、魔法堂の営業を再開。どれみ達と再会を果たす。


おジャ魔女たちとの関係

子供嫌いを公言し、までは人間的に未熟な面が目立ったおジャ魔女達(特に短慮な行動をとることが多かったどれみ)を厳しく叱ることが常である。しかしながらなんだかんだでおジャ魔女たちに対しては情も湧く事になり、困っている人を救うためなら自分たちが犠牲になることも厭わない彼女達の成長と覚悟を認め、世話を焼くようになる。第1期の最終話では別れ際に「お前たちのことは娘のように思っていた」と涙を浮かべながら述べていた。

さらに、どれみがハナちゃんを育てる事となった際には、当初は子育てに対する認識が甘くハナちゃんに風邪を引かせてしまったどれみを叱ったり、学校と仕事(おんぷのみ芸能活動を含む)でどれみたちが手を離せない際に、彼女の面倒を看るようになる。

後に次期女王指名を受けたハナちゃんの後見人役ともなる(ハナちゃんの誕生により自身の女王就任の可能性が消滅した事は全く気にしておらず、『おジャ魔女どれみ16』ではどれみたちやハナちゃんを、我が子、我が孫同然とまで言い切っている)

なお次期女王指名者後見人に関しては『16』序盤でハナちゃん自身によって、クビにされているのだが後に和解。美空高校に通う事になったハナちゃんの保護者兼身元引受人となっている。


他の関連人物

おんぷの師であるマジョルカとは魔女学校時代からの犬猿の仲で、MAHO堂を乗っ取られたり、弟子の成長具合で張り合われたり、ハナちゃんの後見人指名で対抗されたりと低レベルかつ周囲に甚大な迷惑をもたらす面倒な争いを繰り返す。

とはいえ、どれみたちの友人となったおんぷに対しては、マジョルカとの因縁は持ち越さずにどれみたち同様に可愛がっている。『16』においては魔女見習いに戻ったおんぷを改めて自分の門下として受け入れている。

無論マジョルカに対しても本気で憎み合っているワケではなく、魔女界の宴会で、共にかくし芸を行ったり、おジャ魔女な弟子を持つ魔女ガエル同士として盃を酌み交わして苦労を愚痴りあったりするなど、ライバルであるが故に気心の知れた仲でもあるような描写も見られる。

ちなみに、そのマジョルカとは同じ花株から生まれた姉妹である事が『16』で発覚し、本人的には驚愕する羽目になった。


伊豆高原にて温泉ペンション(兼ハーブ園)を営んでいるマジョリリカは養母にあたり、現在でも母と慕っているため、リリカの事を「リリカママ」と呼ぶ。また『ドッカ〜ン!』までは、MAHO堂の経営において大人が必要になる場合、自分の代理をリリカにお願いする事もある。


CDドラマに登場した、魔女界の温泉地・魔女界ハワイアンセンターでマッサージ師をしているマジョドロンは義娘。横着して魔法を使い育てたために一時期グレてしまいマジョリカの元を離れて人間界へと逃げ、そこで正体を見破られてマジョリカよりも先にマジョガエルとなってしまった、とされる。マジョリカが温泉やエステに頻繁に行くのは、自身の好みもさることながら義娘と母娘水入らずのひとときを過ごすためでもある。


余談

どれみに魔女だと看破される原因となった、どれみが過去に読んだ本における魔女の特徴は


①常に手袋着用

②目が赤く血走っている

③子供嫌いのため、臭いで判別できるように鼻が大きい


であったが、実は作中の魔女で3つ全てに当てはまるのはマジョリカのみだったりする。


ちなみに、この条件は関プロデューサーが『どれみ』企画時の参考資料のひとつとした、ロアルド・ダールの児童文学魔女がいっぱい』に登場する「魔女の特徴」が元ネタである。(いわゆるダールへのリスペクト)


関連イラスト

マジョリカ黒歴史


関連タグ

おジャ魔女どれみ MAHO堂

カップリング

マジョどれ マジョはづ マジョあい マジョおん マジョもも マジョハナ

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