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概要

元々は1985年にリリースされたレゲエ歌手エディ・グラントの「Boys In The Street」という曲であり、これに森雪之丞が日本語歌詞をつけ、藤浪がカバーした上で自身の入場テーマとして使用した(初期はボーカル版で、後にインストに差し替え)。

リリース当時はプロレスブームで、藤浪以外にもプロレスラーたちが歌う(そして入場テーマにする)ことは珍しいことではなかった。また、プロレス以外でも野球選手などにも同様の事例がある。


本楽曲はクールな伴奏に対し藤浪の衝撃的な歌唱力や独特の声質、昭和アニメソング風の熱血で血生臭い歌詞などツッコミどころが多く、プロレスファンの間ではリリース当初から珍曲として知られていた。その後、「コサキンDEワァオ!」の「コサキンソング」や電気グルーヴのラジオなどで取り上げられたことで一部に妙な人気を博し、2000年代に入ってからはニコニコ動画YouTubeと言った動画サイトで本作を題材としたMAD動画や当時のMVなどが投稿されたことにより若年層にも知られるようになった。

ちなみに、シングル盤のジャケットはピンクのトレーナーを着て微笑む藤浪である。MVでは空手の型を模した振り付けのダンスを藤浪と女性ダンサーがステージの上で踊っており、この映像も人気が高い。


「リアルジャイアン」の代名詞として扱われているが、バックに流れる演奏やコーラスの評価は高く、かなりテクニカルな楽曲である。山下達郎は自身のラジオで本楽曲を取り上げた際、「かわいい歌」、「ストイックというか、もっと感情移入してもいいのにプラスチックな感じがなんとも言えない」、「大真面目な演奏に対してあのリードボーカルだからいい」と感想を述べた。また、関根勤は「幼稚園児小学生とも)みたいな歌い方」と言及しており、小林幸子は「優しい人柄が伝わってくる」としている。


なお、音程が合っていないというよりは、どちらかと言えばそのまっすぐすぎる歌唱法や素朴な人柄を感じさせるダミ声が楽曲の方向性に合っていないという部分が下手に聞こえてしまう要因であるといえる。

藤浪は「絶対音感があるので、自分が歌うパートの音をちゃんと把握できているが、相対音感が無いので演奏やコーラスに自分の歌声を合わせる事ができない」という(例えば、かつての中村繪里子も同じタイプである)、一般的な「音痴」とはまた微妙に異なる存在である。


藤浪自身も「決して上手いとは言えない」とその歌唱力については認めているが、「お客さんに対してのサービスって言うのかな。気持ちでね、聞いてもらおうという感じでね、精魂込めて歌いました」と、彼なりに一生懸命に取り組んだことを明かしている。



令和に再び

2022年9月10日、NHKの「1オクターブ上の音楽会」において取り上げられ、藤波が熱唱した。

公の場でフルで歌唱したのは30年以上ぶりであり、しかもバックダンサー付きという豪華っぷりだった。


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