CV:釘宮理恵
概要
『ドラゴンクエストⅩ』第7部「未来への扉とまどろみの少女」より登場。
存在がこの世からも人々の記憶からも消失するという“創失”という新たな厄災(あるいは呪い)からアストルティアを救う鍵が秘められているとされる異世界『果ての大地ゼニアス』への旅の途中で出会う謎の少年。
一人称は「ラキ」。「とうさま」や「ねえさま」と呼び慕う人物がいるようだが…。
誰も知らないはずの知識を披露したり、不思議な力を持っていたりなど、その経歴や正体についても謎に包まれている。
ネタバレ
※Ver.7.0メインストーリーネタバレ注意!
アマラーク王国を襲う怪物フーラズーラに対抗しようと唯一の弱点である黒槍クバーラトのレプリカを量産しようと考えた主人公一行の前に突如現れる。
黒槍は自分の父が造ったと明かし、フーラズーラが大量発生するハディン採石場に案内。
フーラズーラの弱点は創生の力だと教え、主人公とジーガンフが創生の力を「気」として纏うことに成功。
その後アマラーク王国を襲う大量のフーラズーラを撃退することに成功した。
ラキ自身は父からの言いつけで戦うことはできないと語るが、主人公が「星のオーラ」の回収に成功した際には安堵したような様子を見せていた。
ゼニアスの三つの地の調査終了後、峠のほこらの先の禁足地ウォルド地方に行けるようになると、女神ゼネシアが姉だと語り、彼女を解放してもらおうと一行を導く。
しかし創失の呪いの根源が眠るという滝に一行が訪れると、呪いの根源を守るかのように襲いかかる。
呪いの根源とは彼が父と呼ぶグランゼニスであり、父の命令を絶対視するあまり何ものも滝に近づかせないようにしていた。
その正体はグランゼニスによって造られた神獣であり、オープニングや聖湖ゼニートで登場した謎の銀狼である。
フードの下には獣耳が生えていることがわかる。
主の命令を忠実に守り、逆らう者に対し容赦なく襲い掛かる姿はよく言えば忠犬、悪く言えば融通が利かないと言え、姉である女神ゼネシアの説得でさえも受け入れることはなかった。
しかし、そんな彼のことをメレアーデは何かと気にかけており、何度も説得を試みている。
その姿はまるで誰かと重ねて見ているかのよう。
余談
担当声優の釘宮理恵氏は、ドラゴンクエストヒーローズでホミロン役も演じている。