宝太郎「これが俺達の、互いを信じる力だ!」
「……少し本気を出さねばならないようだ…」
『STEAMLINER』
『UNICON』
『DAIOHNI』
レプリユニコン「ユニコーン……!!」
レプリダイオーニ「オニオーニ……!!」
『ドレッド・参式』
スパナ「何…!?」
「残念だがこのドレッド参式にお前らは、無力だ!!」
概要
『仮面ライダーガッチャード』に登場する仮面ライダードレッドの最強フォーム。
ドレッドライバーにレプリスチームライナー、レプリユニコン、レプリダイオーニを装填して変身する。
ドレッドの各形態の長所を取り入れた三重錬成タイプと称される高位の錬金術を使用した姿であり、劇中ではクロトー曰く「グリオン様が纏った最強の鎧」と太鼓判を押される程の力を持つが、それ故に変身者にはより錬金術師としての力量が問われる(後述)。
第27話より登場。同話ではグリオン、第30話ではクロトーが変身する。
変身手順としてはレプリスチームライナーをスキャン後、そこからレプリユニコンとレプリダイオーニを読み込んだ上で中央に装填し、レバーを展開することで変身を実行。
ドレッド弐式から変身した場合、一度レプリダイオーニの装甲を分解して零式に戻り、出現したユニコーンのエネルギーを巨大な骸骨の手が鷲掴み装甲を分解し、背後から骸骨の両手が一気に押し潰すようにして変身が完了する。
直接変身した場合は一度零式に変身後、ユニコーンと鬼の顔のエネルギーを骸骨の両手が握り潰して装甲に変化させて押し潰すように変身が完了する。
第28話からのOP映像ではプラチナガッチャードと戦う映像が追加されている(後にカット)。
容姿
ベースは零式で、右上半身は壱式と同じくレプリユニコンのアーマー、左上半身が弐式と同じくレプリダイオーニのアーマーが施されている。
スペック
身長 | 212.9cm |
---|---|
体重 | 166.1kg |
パンチ力 | 47.1t |
キック力 | 59.6t |
ジャンプ力 | 32.7m(ひと跳び) |
走力 | 4.3秒(100m) |
レプリケミー3体による多重錬成により、単純な性能だけで言えばドレッド弐式はおろか仮面ライダーガッチャードデイブレイク、部分的な性能に至っては禁術を使用したアイアンガッチャードを上回る性能を誇る。劇中ではブラッディーUCから白い光弾、ブラッディーDOから赤黒い衝撃波を発射することも可能。
レプリユニコンの超回復能力や破壊エネルギーの凝縮による洗練された戦闘技術に加え、レプリダイオーニの鬼化による身体の限界を超えた怪力とダメージ耐性の双方を備えることによって、以前のドレッドとは比べ物にならない高火力を伴いながらの持久戦を行えるようになり、アイアンガッチャード、マジェード、ヴァルバラドの3人を返り討ちにする程の高い性能を獲得した。
もっとも、スペック数値だけで見るならば実はアイアンガッチャードと隔絶した実力差はないためか、宝太郎との2戦目ではグリオンの焦りと宝太郎のグリオンに対する怒りからアイアンガッチャードに殴り飛ばされてしまう場面もあった。
その後、宝太郎が更に進化した仮面ライダープラチナガッチャード相手には全くと言って良い程手も足も出せず、意外にもその多重錬成の能力をフルに発揮することなく完敗を喫してしまった。
また、三重錬成の負担は大きく、零式でも手に余るクロトーが変身した場合は序盤こそヴァルバラドに優勢に立ち回っていたが負荷で満足な運用ができず、最終的にはヴァルバラッシャーの銃撃をモロに受けて敗北している。
なお、クロトーの場合はブラッディーDOの召喚に留まっており、単なる棍棒としての近接攻撃で応戦していた。
第32話でもクロトーが変身しようとするが、恐怖心もありレプリダイオーニを読み込んだ瞬間に大きな負荷がかかったことで変身できなかった。
必殺技
参式になると音声が変わり、必殺技の内容も変わる。いずれも第27話時点で劇中未使用ではあるが…?
(ちなみに、テレビ朝日公式サイトの参式のページでは必殺技名は変更されていない)
- ドレッドパニッシュメント
レバーを倒し、再び起こして発動する必殺技。
- ブラッドエクスキューション
レプリケミーカードが装填された状態でレバーを倒し、再び起こすことで発動する必殺技。
- オーバーカタストロフィ
四枚以上のレプリケミーカードが同時装填された状態でレバーを倒し、再び起こすことで発動する超必殺技。
余談
- 第27話予告の時点ではドレッド弐式のみ登場していたが、予想できる変身方式であるため(実際、第27話予告の時点で壱式と弐式をコラージュした参式の画像が多く作られていた)変に引っ張らず派手さを重視するということで、同話にてサプライズで登場を果たした。