概要
会食恐怖症とは、恐怖症、社交不安障害の一つに分類される。
会食の場面で吐き気を催す、物が飲み込みづらくなるなどの症状を伴う。
拒食症といった摂食障害とは別物であり、他人の視線や人との関わりが深い要因となるのが特徴。
食欲自体はあるが他人と食事していると「食べた気がしない」「味がしない」「食が進まない」等と言う症状が起きる。
結果「外食してもぼっち飯なら平気」から「完全に一人じゃないと食べられない(結果、便所飯等行う)」等重症な場合もある。
原因
「幼少時代の親からの完食の強制、急かし」、「学生時代の給食の時間での完食の強制、急かし」、「交際相手、配偶者からの完食の強制、急かし」、「完食の強制による嘔吐」、「同級生からの自分の弁当の嗜好への干渉並びに嗜好にそぐわない物を与えて食べるよう強制、急かし(梅干が苦手な人に「何でお前の弁当梅干入ってないんだ?身体にいいのになあ。ほら、俺の分けてやるから喰えよ」等)」、「食事マナーへの執拗な指摘、注意」、「栄養価が高いが嗜好が二極化しやすい特定食品(納豆、梅干等)の摂食の強制」、「同級生が自分の弁当を見て『俺にも分けて』と言われて承諾したら全部食べられた」等がトラウマとなっている事が多い。社会人になってからも上司のパワハラ(メシハラとも言う)が原因で突然この恐怖症にかかる人もいる。
モノを食べる時はね誰にも邪魔されず 自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ 独りで静かで豊かで……