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凛潔

りんいさ

『ブルーロック』の登場人物の糸師凛×潔世一の非公式BLカップリング
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概要

漫画『ブルーロック』の登場人物の 糸師凛 × 潔世一 の非公式BLカップリング

ブルーロックのNo.1プレイヤー・凛と、ブルーロックの申し子たる主人公・潔のカップリングであり、お互いを強くライバル視しあっている。凛が高1で潔が高2のため年下×年上カップリングでもある。

下記に絡みを書いていくが細かな点は是非漫画で堪能して欲しい。

※以下単行本最新刊(27巻)まで、およびアニメ・小説・ゲームなどの内容を含みます。


本編での描写

二次選考

お互いが初対面となったのは二次選考の3on3。潔は当初凛たちTOP3と無理に戦う必要はないと考えていたものの、兄・を潰すことが己のサッカーの全てだと語る凛に興味を持ち、「凛と戦いたい」「そして何より凛が欲しい」と己のエゴに従って彼に勝負を挑むこととなる。(44話、6巻)


その後3on3で圧倒的な実力差を前に潔は敗北するものの、単に敗北の絶望感を感じるだけでなく、凛のサッカーの美しさに心を奪われることとなる。

「敗北と言う現実とは裏腹に俺の眼は心は奪われていた──糸師凛の蹴り描くその放物線の美しさに──」(48話、6巻)


その後ドン底から潔は勝ち上がり、4on4で再び凛と対決。試合中、蜂楽の口から二人の視界が同レベルで、二人の間だけでの読み合いが発生していることが語られている。

結果は潔達の負けであったが、誰を引き抜くかの話になった際に凛は、ラストプレーに凛でさえ読めない動きをした潔に対しブルーロックに来て初めて敗北感を味わったとして「来い潔世一 お前は俺の一番近くで俺が世界一になるのを見届けろ」と言い放ち引き抜く。以前の3on3の際は引き抜くメンバーを「誰でもいい」と蟻生時光に任せていたことを考えると、この一戦で潔が彼に与えた敗北感がいかに大きかったかが感じられる。

(なおこれ以降凛は潔を名前で呼ぶようになるが、基本的に他人を本名で呼ばない凛が兄の冴を除き唯一名前で呼ぶのが潔である。)(85話、10巻)


三次選考

チームとなった後、凛の日課であるクールダウンヨガと瞑想の場に訪れた潔は、「凛 お前は俺のライバルだ」と凛にライバル宣言をするものの、当時まだ潔をライバルとまでは思っていなかった凛には「俺にとっちゃお前はライバルでもなんでもない」と流されてしまうのだった。(88話、11巻)


世界選抜との試合では潔の動き出しを喰って凛が一点決めた時、蜂楽に「なんだよ凛ちゃん 潔がいると動きのギアがダンチじゃん」と言われている。(91話、11巻)


結局世界選抜には敗北してしまうものの、チームで唯一世界選抜に最後まで勝つ気で戦い、敗北を本気で悔しがる凛の姿に、潔はこんな人間こそ世界一に駆け上がっていくのだと感銘を受ける。いつか凛に勝つ時こそ自身が世界に通用する時だと感じ、「俺は凛(おまえ)の一番近くでお前を超えて世界一になる」と内心誓うのだった。(92話、11巻)


その後U-20戦に向け適性試験を行うことになり、潔はライバルリーで共闘してきた凪のチームと未知の可能性のある凛のチームどちらを選ぶかで悩むこととなる。そこに同じく凪のチームを選ぶか迷っている玲王に「凪がどんどん手の届かない存在になっている気がして横に並んで戦える自信が無い」「ただこのタイミングを逃したらもう次は無い様な気はしてる」「でもダメな俺を見せたらまた凪はもっと遠くへ行ってしまいそうな気がして」と悩みを打ち明けられる。玲王の言葉を受け。潔は「俺もだ」「俺にとっては凛がそうだから」と同じく不安を打ち明けるも、「ここで一緒に戦わなきゃもう二度と手の届かない存在になるかもしれない…その後悔だけはしたくないから 俺が今隣に立っていたいのはお前なんだ凛」と凛に置いて行かれたくないという思いから凛のいるチームを選ぶことを決意するのだった。(96話、12巻)


適性試験本番では潔は凛をライバルだとみなしつつも、自分と凛は「俺とお前が共存すれば初見で止めるのはまず無理だろ」と思っていたり、自分が届かないボールでも凛は届くという圧倒的信頼を寄せていた。出会って数日である。

また、凛の側も自身のチームに参加してきた潔に反応したり、にチームの弱点として狙われた潔を庇ったり、最後の一瞬凛を凌駕して自らゴールを奪い取った潔に「やっぱお前イラつく…」と漏らすなど少なからず彼を意識していることが感じられる。(97話、12巻~104話、13巻)


その後、潔は、チームの中心となる凛との相互関係で全選手中最も優秀な数値をたたき出したことから、U-20戦に出場する11人に糸師凛 最良の存在(パートナー)として絵心に選ばれる。(108話、13巻)


U-20戦に向け、潔は休憩も無視してハードトレーニングを積む凛を心配するものの、冴への復讐の機会に燃える凛の気迫を感じ取り、自分の飲みさしのスポーツドリンクを差し入れ一度は断った凛も「今お前が壊れたらブルーロックが終わる、それは俺が困る」という潔の言葉を受けて口を付けるのだった。凛のただならぬ様子を感じ取った潔は「凛のあんな顔はじめて見た 凛と一緒に勝ちたい──」と潔はU20戦勝利への思いを強める。(110話、13巻)


U-20日本代表戦

U-20戦直前では大勢の観客を前にして奮い立つ潔の背中を叩いて「ぬりぃぞ 何ビビってんだバカ」と彼を励ますかのような言葉を口にしている。その後も試合開始時に「いくぞ潔」と潔に声を掛けている。(112話、13巻)

冴が先制点を決めた後、この試合は冴のためのもので、自分たちブルーロックは誰にも注目されていないと場の空気に飲まれかける潔に凛が「飲まれんな潔…お前は俺だけを見てろ」と告げている。(115話、14巻)

凛が潔の様子を気に掛けていることがうかがえる。


その後ブルーロック側の猛攻が始まるが、この試合では終始潔と凛の連動がメインとなってブルーロック側の攻撃が展開されている。潔が全能力を凛との関係(プレー)だけに集中させ生み出した、蜂楽曰く嫉妬するほどの連動を起点としてブルーロック側が点を取り返し、絵心に「やっぱり糸師凛の覚醒に潔世一は必須だな」と言わしめ、更に凛は「この『歪』な関係が俺とお前には健全だろ」と潔に発言。ここまで前半30分である。(116話~118話、14巻)


前半40分、凛のミドルでブルーロックチームはU20に逆転。潔は喜んで凛に抱き着こうとするも凛には避けられてしまう。(121話、14巻)


再度U20に逆転されたのちの後半30分、潔は今まで積み上げてきたスキルの集大成でゴールを狙うも冴とのマッチアップでシュートを阻止されてしまう。そこに潔のプレーを読んで走っていた凛が「俺を視ろ」と呼びかけ潔は彼にパスを出す。この連動を止めに来た愛空からは「仲良しコンビ」と称された。(137話、16巻)

結局馬狼が潔と凛の連携を喰らって同点ゴールを決めるのだが、その方法は進化する潔が生み出すプレーを狩るためそれに唯一呼応できる凛を狙うというものであり馬狼からは「お前(潔)と凛はシンクロしすぎて一心同体にしか視えねぇぞ」「凛も潔だろ」と称されている。(138話、16巻)

この馬狼のゴール後、凛は「全部俺じゃなく潔が創り出したゴールだ」「いつの間にかこの戦場は潔を中心に回ってやがる」と潔が中心になったゴールであると考える。一方の潔は「見誤るな…ブルーロックの中心は間違いなく凛なんだ」「凛がいるから俺は自由に動いて”挑戦”を切り替えられたんだ」と凛こそがあくまで戦場の中心だと考えていた。お互いに戦場の主役を相手に奪われまいとめちゃくちゃ意識しあっている。

「“挑戦”は隣にいる──潔/凛(コイツ)を喰って俺が主役になる!!!」(139話、16巻)


後半戦終盤、凛は冴の思考を読んでコーナーキックを止めようとするが、冴に裏をかかれるも潔にこれを救われる。凛に連動できる潔にしか視えない凛の死角を潰すプレーだった。

だがこのプレーがきっかけで凛は自信を取り巻く全てに対する敵意を覚え、今までの計算されつくしたサッカーとは違う、敵の強みとする武器を引き出してそれを潰す「相手を醜く壊す」、かつて自らが封印したエゴを取り戻し、「FLOW」へ突入するのだった。(143話、17巻)


後半残り1分、攻め上がってきた冴のボールを紙一重で凛がU-20側のゴール方面へ飛ばす。ブルーロックメンバーは全員守備に回りU-20選手しか居ないと思われていたが、凛が冴に勝つと信じた潔だけが唯一ゴールに上がっていた。そのまま潔がゴールを決め、試合終了となった。(147話、17巻)


試合終了直後、健闘を称えて握手し合う潔と愛空を見つめて歯を食いしばる凛。

そこに冴が近づき、「俺が見誤ってたよ」「日本にはロクなストライカーは生まれないと思ってた」と声を掛ける。一瞬冴に認めてもらえたと思った凛は目を輝かせるも、続く冴の言葉は「お前の本能を呼び起こし日本のサッカーを変えるのは 潔世一 あのエゴイストなのかもしれない」と自分ではなく潔を評価する言葉だった。

戦場の主役を奪われたのみならず、冴に認められたのが潔であったことから、凛から潔への認識は最高潮に悪化。彼に対しこれまで以上に強い敵意を抱くようになる。(148話、17巻)

(もっとも冴の言葉の意味を冷静に考えると、彼は単に潔のみを認めたというわけではなく、凛の覚醒のトリガーとなった事で潔を評価しているようにとらえられる。

実際にはかつて凛が日本サッカーの環境で封じた才能(小説の項で後述)を凛が再び蘇らせたこと、その本能を呼び覚ました潔、両者への賛辞であると思われる。)


その後ロッカールームで、絵心はラストゴールについて自分の想像を超えていたとして「糸師凛 お前の覚醒が全てを飲み込んだ」「そしてそれに唯一呼応した潔世一 あのラストプレーは確実に──青い監獄を世界に知らしめるゴールになった」と二人を評価。

潔も凛と二人きりになった際、項垂れている凛に対して「あれは俺とお前のゴールだ」と感謝を告げるも当の凛の回答は、


「死ねよ潔…もうお前だけは許さねぇから…今この瞬間から潔(おまえ)は凛(おれの)宿敵(ライバル)だ 忘れるな「絶対殺す」って意味だ」

とかつて自分が否定したライバル宣言を非常に過激な形で潔にし返す形となった。

人間関係がドロドロしていると言われているブルーロックの中で、公式一色々とグチャグチャな感情を向けている

一方の潔は殺意を向けてくる凛に一瞬驚いたものの、「ああ…やってみろ」と彼のライバル宣言を真っ向から受け止めた。(149話、17巻)


最終選考「新英雄大戦(ネオ・エゴイスト・リーグ)」

U-20戦後、2週間の休暇がブルーロックメンバーたちに与えられる。潔がブルーロックに来てからの自身の変化を感じる一方、凛はU-20戦で結局全てを手に入れたのは潔で自身にはまだ何かが足りなかった、冴と潔を殺すために変わらなくてはならない、という思いを強くする。(152話、18巻)

かつて冴を潰すことが己のサッカーの全てだと語った凛にとって、潔への殺意がそれと同列のサッカーの目的となっていることがわかる。


その後再びブルーロックが再始動し、ブルーロックメンバーたちも再招集される。潔は一人でいる凛に近づき、「やっぱ来るよな凛 お前がいなきゃ”青い監獄”じゃねーから」と声を掛ける。潔にとって凛がいかに大きな存在であるかがうかがえる。

声を掛けられた凛は「寄ってくんじゃねーよ主役(ヒーロー)気取り 刺されてーのか?」と言い返すも、潔には「うっせぇ悪役気取りが」と返されるなど軽快なやり取りが見られた。(153話、18巻)


その後新英雄大戦(ネオ・エゴイスト・リーグ)にあたり、潔はドイツチーム・バスタードミュンヘン、凛はフランスチーム・P・X・Gを選択。直接的な絡みこそなくなったが、イタリアチームとフランスチームの試合を見た潔が凛に反応する(169話、20巻)、潔が氷織に自身のプレースタイルを戦場の支配者と称されたときに、自身が初めて戦った時の凛のプレーを思い出しそれと同様のことを世界の一流相手にできるようになっていることに歓喜する(208話、24巻)、など潔が凛のことをライバルとして意識するシーンが度々描かれている。


そしてドイツチームがスペイン、イングランド、イタリアに勝利をおさめ、対フランス戦のみを残すこととなったのちの第6ゲーム、フランスvsイングランド。凛は全能力数値を限界突破させたかのようなプレーでハットトリックを決め、イングランドを圧倒する。

そして「待ってろ潔 殺す殺すコロス」と目の前の敵はイングランドにもかかわらず、次々回試合での対戦相手となる潔に対しての圧倒的な殺意を見せるのであった。(239話、27巻)


本編外媒体での描写

アニメ

1期2クールが主に、原作二次選考の内容となっている。あわせてキービジュアルについても潔と凛をピックアップしたものとなっている。

また、2クール目OPについても、サビのシーンで潔と凛のマッチアップを描くなど二人の対決が2クール目の肝となっている。


小説「戦いの前、僕らは。」

ブルーロック入寮前のストライカーたちの様子を描く公式スピンオフ小説。

本編前の時間軸ということで直接的な絡みはないが、潔と凛への理解を深められる内容となっている。

潔編の小説では、幼少期の潔がサッカーを初めて見た際サッカーに惹かれた理由がその美しさにあることが明らかとなっている。潔が初めてサッカーに魅せられた際に抱いた感情と、二次選考の時凛のサッカーに心を奪われた理由が同じ美しさであることが判明した。

また、潔編では潔が中学では地元・埼玉県では敵なしのストライカーであったものの、一難高校のチームプレーを是とする環境の中でゴールへのエゴを封印し、その才能をチームの勝利のために捧げストライカーとしての可能性を殺してしまっていたこと、すなわち日本サッカーが殺して誰にも見つけられないまま消えていく才能であったことが絵心にブルーロックに招集された理由であることが語られている。

一方で凛編では、彼が冴がいた頃は衝動のままにプレーをしていたが、冴が渡西した後、チームを勝たせるために自身のゴールへのエゴを封印し、冴の代わりとなって周囲を活かすプレーをすることで日本的チームサッカーをするようになった様子が描かれている。

両者とも日本サッカーの環境に殺されかけていた天才たちであったという意外な共通点が明らかとなったのだった。


ブルーロック Project: World Champion

ブルーロック初のスマートフォンゲーム。選手を育成して様々なコンテンツに挑戦することができる。

潔と凛も実装されており、ゲーム内で様々な絡みを見ることができる。

また、TV CMでキャラクターがゲームを解説させられるというものがあり、凛や潔が担当するCMではお互いが相手の担当するCMに登場し、二人の微笑ましいやり取りを見ることができる。現在全3編で公式Youtube・X・Tiktokなどで視聴できるので、ぜひチェックしてもらいたい。


表記について

りんいさ

潔は漢字一文字で名字、凛は漢字一文字で名前を表すため、Twitter等では上記のひらがなや英語のrnis等で発言した方が検索避けになると思われる。


関連タグ

腐ルーロック 糸師凛 潔世一

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