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因幡聡明

いなばそうめい

因幡聡明とは、「キューティクル探偵因幡」に登場するキャラクターである。
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プロフィール

誕生日3月29日おひつじ座
血液型AB型
年齢38歳(30年前の時点)
身長188cm
CV子安武人

概要

因幡遥のペットの羊である聡明さん中の人で「野羅」のボス。


性格は絵に描いたようなセクハラオヤジで因幡遥夏輝からは割とぞんざいに扱われているが、羊さんの時はそのキュートな姿と「モコ」「ウール」以外話せない事もあり、ヴァレンティーノと対を成す本作のマスコットとして君臨している。ただし中身があれなのでただで済む筈が無い。


武器は二丁拳銃。匂いフェチで警察犬としてはスタンダードな嗅覚による鑑識能力を持っている。ちなみににんにくの匂いがダメ。秘密警察犬は例外なく満月の夜になるとオオカミの姿に変身するが、聡明は黒狼の幽霊体になる事が出来(本人いわく幽体離脱)人にとり憑くという特殊能力を発動できる(ただし、肉体に出入りできるのは満月のみで、本体から離脱したまま朝を迎えると帰るのに1か月待たなくてはならない)。


30年ほど前までは沢山いた秘密警察犬の中でも群を抜いた捜査能力と求心力を持ち、公安に危険視される程のカリスマリーダーだったが、秘密警察犬達が因幡聡明に傾倒して、腐敗した警察への協力を拒むようになったため、警察から邪魔に思われるようになった。そんなとき、警視正城島薫が満月の夜に自殺をしたことを利用され、無実の罪をきせられて投獄された。その後、仲間の秘密警察犬達と共に幽体のみで脱獄を果たした。後に組織化されたのが野羅である。警視庁のどこかに保管されている自分の身体を取り戻すことが大きな目的の1つでもある。



本人の精神は幽体離脱期間の間に成熟されているものの、認識としては30歳くらいで止まっている為、若々しい。しかし本体から離れてしまうと力の消耗により魂を維持できなくなり、同志の中から自分の仮の肉体としてある程度力を回復してくれる「器」を提供してくれる人との協力を得て生きながらえる。現在の器は篠塚弥太郎。この人の器になると見た目が老けないらしい(アルカモネ参照)。ちなみに器に選ばれた人は会話を制限される。理由は聡明と器との性格ギャップから来る混乱を避ける為。11巻P171に解りやすい例が載っている。


仮の肉体の仮の姿の羊さんはぬいぐるみで、憑依を解除すると人形が真っ二つに引き裂かれるギャプ付き。現在の羊は夏輝のお手製と判明、同デザインを長く愛用していたらしく複数体の存在が確認されている(秋吉がアルカモネに持って行ったり、弥太郎が風邪にぶっ倒れた時の差し入れに枕元に添えられたり)。


肉体が手元から離れている間に零室によって遺伝子情報を引き出され、身に覚えが無いのに子供が出来てしまったらしい。それが主人公・因幡探偵事務所所長の因幡洋と野羅のもやしっ子参謀の因幡遥。


聡明唯一の相棒、城島薫と12歳年が離れている事を差し引いても、子供達は薫の孫(荻野邦治)から見て一つ上の世代=おじさんになるが、そのあたりは誰もつっこんでいない。


関連イラスト

あの日から動けないままそうめいさん


関連タグ

キューティクル探偵因幡 因幡聡明 聡明さん 野羅 警察犬











































長らく、聡明はある秘密を抱えていた。

秘密といっても、一部の警察関係者と野羅には知られている事なのだが……


保存されていた遺伝子を元に、人工授精によって生まれた洋と遥。二人の誕生は身に覚えがないとしても、愛情をもって接している。


聡明は脱獄当時、野羅初期メンバーの一人である篠塚慎一郎を器として行動していた。その際、狼人間と思われる女性と関係を持ち、篠塚弥太郎が誕生。

すなわち弥太郎は、遺伝的には他人であっても、聡明にとっては自ら望んで生まれた息子であるのだった。


しかし、慎一郎は親権を求めて器役を拒否。結果、聡明は親権を承諾、秋吉が次の器となる。

その後、弥太郎が次世代の器候補に選ばれたのを良しとしない慎一郎が、息子の保護を条件に警察へ組織の内情をリーク。秋吉は負傷、弥太郎は裏切者の息子として迫害されるのだが、聡明は次の器に指名する事で騒動を抑える。


弥太郎の親権は聡明から慎一郎に移っている為、表立って父親だとは言えないが、普段からおちゃらけている態度の延長線上で『お父さんに任せなさい』と、公言できないが、愛情をもって接している。



ぶっちゃけ、野羅と警察の騒動は、元凶が当時の警察側であったとしても、その後の展開をややこしくしたのは聡明と慎一郎の親権争いである。

絆を第一とする狼だからなのか、キューティクル探偵の設定を理解していなければ、弥太郎には男の父親(遺伝的実父)と男の父親(精神的実父)が自分の親権に関してすったもんだしている状況に対して、周りが疑問を持たない件は、一読しただけでは理解が難しい。


「僕のせいじゃないか」 弥太郎談


子供(君)に罪はない。

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