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奥さまの名前はサマンサ、そして、旦那さまの名前はダーリン。


ごく普通のふたりはごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました。


でも、ただひとつ違っていたのは……




奥さまは魔女 だったのです。


(CV:中村正



概要

原題は『Bewitched 』で、1964年から1972年までアメリカ合衆国にて放送された、エブリデイ・マジックの金字塔。そのため派生作品も多く作られた。


特に日本では、これに影響を受けた横山光輝による漫画・アニメ『魔法使いサリー』や、特撮テレビドラマ『コメットさん』の製作に繋がった事で知られており、後のアニメにおける魔法少女ジャンルの勃興を誘引した作品として認識されている。


現在においても作品名に『奥さまは~~』とつく作品といえば、本作へのオマージュとして、いわゆるシチュエーションコメディ作品におけるパロディの定形と化している部分がある(Ex.『おくさまは18歳』『奥さまは魔法少女』など)。


また前述のオープニングナレーションすらもパロディの定形として使われる事が多く、pixiv的に言えば一時期のアニメ版『らんま1/2』ですらCV:中村正で導入されていた。


日本で米倉涼子主演のリメイク作品がTBS系列で2004年1月16日から3月26日まで放送された。

無論、オープニングナレーションは中村正である。


なお、2022年現在のpixivにおける検索タグとしては、表記揺れであるはずの「奥様は魔女」の方が(誤差程度ではあるものの)多くヒットしている。(当初、表記揺れ側にメインの説明を入れていたのは、それが理由)

そのため、タグ付けや検索には気をつけたい作品とも言える。


登場人物

サマンサ・スティーブンス

演:エリザベス・モンゴメリー

吹替:北浜晴子

本作の主人公。ダーリンと相思相愛で結婚したが、実は魔女。「魔法は使わないこと」とダーリンと約束するが、結局は状況に応じて魔法を使ってしまい、度々騒動を起こしてしまう。


ダーリン・スティーブンス

演:ディック・ヨーク(第5シーズンまで)、ディック・サージェント(第6シーズン以降)

吹替:柳澤愼一

サマンサの夫。広告代理店「マクマーン&テイト社」に務める、若き重役兼優秀な宣伝マン(今で言うコピーライター)。

愛妻家かつ生真面目な性格だが、魔法で楽をすると言う発想はなく、魔法自体を嫌っている。

天敵はサマンサの実母である姑のエンドラ。


エンドラ

演:アグネス・ムーアヘッド

吹替:北原文枝、林洋子、津田延代

追加吹替:谷育子

サマンサの母。気が強く派手好きだが、人間嫌いな魔女。自慢の娘が下等動物(人間)と結婚した事が気に入らず、始終スティーブンス宅にやってきては娘の家庭を引っかき回す、ダーリンの一番の天敵。


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