ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要

ある一定の職業に従事している人やその仕事に関する契約の当事者に対し、仕事上で知った秘密や個人情報を正当な理由なく開示しないように課す義務である。

法律で定められる場合もあれば、企業・団体の内規、個々の契約(秘密保持契約と呼ばれる)で定められる場合もある。法律・契約・内規問わず、守秘義務に違反すれば厳しい処分が下される。ケースによっては懲役刑になることもある。

ただ中には守秘義務を悪用して不正行為の隠蔽に走ってしまうこともある。


法律の解釈上、仕事上で知った秘密を開示しても良いと認められる「正当な理由」は非常に難しく、不正行為に関する内部告発によって得られる公益と、その人に課せられている守秘義務のどちらが尊重されるかは時と場合による。


エンターテイメントと守秘義務

アニメや漫画・ゲームと言ったエンターテイメントも、守秘義務が非常に重要である。

公開前に内容が分かってしまったら、面白さが半減してしまう作品も少なくないからだ。公式からあえて中身を開示するときも、初見の面白さを削がないように考えている。

もちろん制作サイドとしては、内容を知らないわけにはいかないため、関係者に対しての守秘義務で対応する。

万一にも守秘義務を破ってしまったら、担当者には膨大な賠償請求と、業界で信頼をなくして二度と仕事が来なくなるという運命が待ち構えている。

声優などが自分の担当したアニメの情報をめったに書いたりせず、書くにしてもものすごくぼかしているのは、そういう事情があるからなのだ。


新しい作品の中身を知りたいからと言って関係者に対して質問で突撃するようなマネは慎まなければならない。それは関係者を地獄の底に誘う行為なのだ。


法的に守秘義務が課せられる職業

関連記事

親記事

秘密 ひみつ

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 70019

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました