概要
日本では古代より織模様として存在しており、「石畳」「霰」などと呼ばれていた。
やがて江戸時代中期に、歌舞伎役者の佐野川市松が舞台において白と紺の正方形を交互に配した袴を履いたことから着物の柄として流行し、「市松模様」と呼ばれるようになった。
そのため、家紋や名物裂など江戸時代以前から存在するものは「石畳文様」と呼ばれる。
格子柄の一種。
別名・表記揺れ
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ハーリキンチェック … 市松模様を45度傾けた柄。
東京2020:エンブレムが青と白の市松模様で、マスコットキャラクターのソメイティとミライトワも同じ模様(ソメイティはピンクと白)。
クロアチア:赤と白のパターンが国旗に使われており、サッカーなどのスポーツでクロアチア代表チームのユニフォームに採り入れられている。
本居小鈴 / 二ッ岩マミゾウどちらも東方鈴奈庵におけるキャラクターの衣装で使われている。主役の前者は赤と白(または赤・クリーム色)のパターンの着物を着用、後者は着用しているマフラーが茶・クリーム色のパターン。