才能が欲しい
何だっていい たった一つでいい
それが手に入るなら 何も厭わない
そう 何も
概要
小西幹久による漫画リィンカーネーションの花弁の主人公。
アンダーリムの眼鏡をかけており、作中ではたびたび「メガネ」と呼称される。
付属第一高等学校に通う16歳の高校生。
人物
取り得の無い高校一年生。いや、惰弱メガネ
……と自分では思っているが実際は努力家で、何でもできる器用な人。
しかし、天才の兄に比べられ、蔑まされた過去があり、自信を卑下した者に嫉妬するねじれた性格になってしまった。
嫉妬の鬼。
最近に至っては人間以外にも嫉妬の目を向けるようになってきた(自覚なし)。
深夜までの勉強と鍛錬で、目の下には隈が常駐している。
「輪廻の枝」をめぐる事件に巻き込まれて才能を後天的に得る機会に巡り合う。
そして自分からより深く巻き込まれるスタンスをとる。
――以上単行本第一巻より
上記の通り、基本的になんでもできる器用さがあり身体能力も平均以上で、普通の人間の時でも、指示ありきではあるが超人的能力の敵を相手に数分一人で立ち回った。
これにはノイマンからも優秀だと評価されている。
嫉妬の矛先は殺人鬼にも向き、殺人の才能にすら嫉妬したが、灰都からは「ちょっち見境無しじゃないか?」と諫められている。
才能
輪廻の枝で引き出した才能は「盗み」。
前世は石川五右衛門である。
『盗人の右腕』
あらゆる物質を無視して盗む才能。
射程は右腕の長さ約70㎝。外部攻撃力は皆無で、使い勝手の悪さは致命的である。
しかし、有効範囲に入ることさえできればなんだって盗み出すことができる。
盗みの対象は個体液体に限らず、枝によって引き出された才能も例外ではない。
東弥自身の右腕に発現し、肩甲骨辺りから右腕全体が黒く変色、唐蔦模様が浮かぶ。また、肩に巻き付くように仁王襷も出現する。
『盗人の左腕 盗品行使』
右腕で盗んだ才能を行使する才能。
が、オリジナルよりは劣る。
制限もあり、自分で事前に準備した物しか適用されない。
そもそも劣化品としてしか使用できないのか、今後の練度によってはオリジナルを超えられるのかは未知数である。
こちらは左腕に発現し、黒く変色してのひらに模様が出るほか、ひじを中心に巻き付く仁王襷が出現する。
家族
家族には父、母、兄がいる。
実家は通りすがりの幼女に「王様とかお姫様が住んでるのかな!!」と言われる程度に大きい。