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概要

初代ロックマンのリメイク版作品。2006年3月2日発売。

海外版の名称は

MEGAMAN POWERD UP(メガマン パワードアップ)」


グラフィックは3Dとなり、キャラクターデザインがポップかつ二頭身デフォルメになっているのが特徴。さらに、新たに後述の2体のボスキャラクターが追加されている。

また、同じくシリーズ第一作リメイクであるイレギュラーハンターXには本作の体験版が収録されている。


後述の様々な追加要素がファンからは好評なのだが、その売り上げは決して良いものとは言えなかった。

理由として、PSPがあまり出回っていなかった時期に発売した事、そしてカプコンが広告などで名を広げる活動をあまりしなかった事が原因と言われている。


その結果、シリーズ化される事なく不朽の名作ならぬ不遇の名作となってしまった(これより前に発売された初代ロックマンXのリメイク作品であるイレギュラーハンターXがシリーズ化されていないのも、概ね同じ理由と思われる)。

実際、ロックマンシリーズの制作に深く関わっている稲船氏本人も「ロクロク2、3と続いていく予定だったがあまり売り上げが良くなかったので計画が頓挫した」といった事を語っている。


発売から9年余りが経った2017年現在でも、続編を望むファンは多い。



オリジナル要素

二種類のプレイスタイル

既存のステージがアレンジされたり、新要素が追加されている「NEW STYLE(ニュースタイル)」と、FC版ロックマンを3Dで出来る限り再現した「OLD STYLE(オールドスタイル)」を選べる。どちらもセーブデータは別に作る事になる。

オールドスタイルを選んだ場合は、ボスにタイムマンとオイルマンが現れない、オープニングステージやボス戦前の掛け合いセリフが存在しない、BGMが全てFC版の物に変わっている等、前述のようにFC版を再現した作りとなっている。

ニュースタイルを選んだ場合は、以下の要素が追加されたり、ゲーム内容に変更が掛かる。


難易度の変更

ステージを選択する際、らくらく(簡単)、そこそこ(普通)、きつきつ(難しい)を選べる。難易度によって敵の動きも変わり、ボス戦の難易度も変わる。例として、らくらくではロックバスターだけでもボスが怯み、そこそこまでの難易度では弱点武器で攻撃するとボスが吹っ飛ばされてダウンする。


オープニングステージの追加

ナンバリングタイトルの7、8やXシリーズ以降の作品のように、オープニングステージが追加された。このステージでは、どのキャラもライト博士の研究所にたどり着くまでは一切の攻撃ができない。


新規ボスの追加

上記にもあるように、既存の6ボスに加えてタイムマン、オイルマンの2体が新たなボスとして追加された。また、前述したオープニングステージのボスとしてビッグアイの巨大版である「プロトアイ」が現れる他、ロックマン、ロール、ブルース以外のキャラを操作すると、本来そのキャラクターがボスとして登場するステージのボスとして、ロックマンの偽者「ロックマン?」が現れる。

その他、コピーロボットのステージでは最終ボスがプレイヤーと同じ姿になるので、場合によってはブルースやロールのコピーロボットも出現する。


会話デモの挿入

ボス部屋に入ると、プレイヤーキャラとボスとの会話が発生するようになった。プロトアイなど一部を除き、キャラごとの掛け合いも異なる。


他のボスキャラクターを操作できる

カットマン〜エレキマン+新規2体の8ボスをロックバスターのみで倒すと、プレイヤーが操作する事ができるようになり、ストーリーもロックではなく操作キャラがワイリーによる強奪から逃れ、ワイリーに立ち向かうというものに変更される。

(難を逃れた理由も各キャラごとに様々で、例えばガッツマンなら「馬鹿力しか能が無さそう」という理由で見向きもされず、逆に戦闘用に転用しやすいエレキマンやボンバーマンだ惜しまれつつも性格が合わないなどの理由で見逃される)

また、隠しキャラとしてロールやブルース、ロック(ロックマンが戦闘用に改造される前の姿)といったキャラクターも、特殊な条件を満たすと使えるようになる。


弱点武器の変更

新たにボスが追加された事により、既存のボスの弱点武器が大幅に変更されている。


変更キャラは以下のようになっている。

ガッツマン…ハイパーボム→タイムスロウ

アイスマン…サンダービーム→ハイパーボム

ボンバーマン…ファイヤーストーム→ローリングカッター

エレキマン…ローリングカッター→オイルスライダー

イエローデビル…サンダービーム→ファイヤーストーム


オールドスタイルではタイムマンとオイルマンが出現しないので、弱点武器がFC版と同じようになっている。


マグネットビームが入手できない

ステージの構造が変わった事に伴い、隠し特殊武器であるマグネットビームが出現しなくなっている。ただし、ステージの構造も含めFC版を再現したオールドスタイルでは原作通りしっかり登場する。


その他の追加要素

ニュースタイル、オールドスタイルのどちらを選んだかに関係なく、以下の要素が追加されている。


チャレンジモード

特定の条件下で一つのステージをクリアしていくモード。一人のキャラにつき10問(ロールとブルース除く)、さらにボス戦の課題10問を含めて計100問ある。

キャラごとに課せられた問題ではキャラの変更ができないが、ボスラッシュの課題ではオールドスタイルの問題を除いてキャラを変更できる。


コンストラクション

オリジナルのステージを自作できる。自作したステージは、オンラインに繋げて「ロックマンロックマンWEB」に投稿する事で他のプレイヤーに遊んでもらえる。逆に、他のプレイヤーが投稿したステージをダウンロードして遊ぶ事も可能。また、カプコンからも公式のオリジナルステージが配布されている。

ステージ製作に使えるギミックはニュースタイルをプレイ中、ステージ内で手に入るコンストラクション用のアイテムを入手する事で増えていく。

2022年11月30日をもってサービス終了した。それに伴い、SPデータの正規ダウンロードが不可能になった為、このゲームのロールちゃんを操作するのは非常に困難となっている。


登場人物

メインキャラクター

ロックマン

ロールちゃん

ライト博士

Dr.ワイリー


ブルース(隠しキャラ)


ボスキャラクター

カットマン

ガッツマン

アイスマン

ボンバーマン

ファイヤーマン

エレキマン

タイムマン

オイルマン


その他のボスキャラクター

プロトアイ

ロックマン?

イエローデビル

CWU-01P

コピーロボット

ワイリーマシン


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ロックマンシリーズ/ロックマン1

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