流川ガールズ
ながれかわがーるず
「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」に登場する、宇佐美奈々子と小日向縁からなる流川市でマスコットとして活動するローカルアイドル(ロコドル)ユニット。
メンバー
ユニットリーダーは奈々子。メンバーはそれぞれ奈々子は【流川市の宣伝本部長】、縁は【流川を応援し隊・隊長】という肩書きを持つ。
市政内での正式な立場は市に所属するボランティアという扱いであり、市の規則によって仕事の前には必ず体調確認や書類記入をしなければならず、さらには会場設営や雑務の手伝いをしたりTVに出演をしたとしても市民の血税たる時給1000円以外の給料は一切もらえない(奈々子が2年生になる新年度より時給がアップし、時給1050円になった)。しかも何もない市ゆえに持て余していた産業支援予算が流川ガールズと魚心くんの関連に投資されているため町おこしの重責を担わされている。
ろこどる活動としてはステージイベントの他に、地域レポート、実食レポート、物販、蜂の巣駆除、高層ビルの窓拭きなど、時には芸人並に身体を張った活動をしている。
あくまでも学生であって学業優先なので平日に仕事が入ることはないものの土日は仕事の予定で埋まっている。平日も放課後は自主的に練習やミーティング(放課後デート)をしていることが多い。
公式コスチュームはピンクを基調にしたパフスリーブの半袖ブラウスに赤いプリーツスカート、アクセントとして腰に黄色いカーディガンを巻くという恰好。冬服は奈々子のデザインした白を基調とするブレザー型。なおこれらの衣装の下着として水着を着用していることが多い。ステージ以外のろこどる活動中は地元の店舗や食品などの広告を兼ねたTシャツ(一着あたり1500円。冬季はトレーナー)を着用している。
仕事終わりに奈々子、縁、ゆいの三名が私服を着て一緒に帰路についているときに通行人に親子(母・姉・妹)に間違われてからは、仕事の往復路には学校の制服で行動するようになった。
メンバー同士の仲は極めて良好で、パートナーとしてお互いを支えて信頼し合っている。
ろこどる活動外では一緒に登下校したり一緒にお泊りしたり一緒にお風呂に入ったり一緒のベッドで寝たりしており、周囲からは「夫婦」扱いされることもある。余談だが両者ともに、一方は無理矢理、他方は一方の意識が飛んでいる状態で、それぞれ相手の衣装を脱がした経験がある。
流川市のマスコット仲間の魚心くんとは堅い友情の絆で結ばれており、町おこしを協力しながらも互いを高め合う良きライバル関係で、ローカルテレビ局での控え室も同室である。
マネージャーはふるさと振興課に勤めていて流川ガールズの熱狂的ファンでもある西深井沙織。
非公式のファンサイトが有志者によって運営されている。
ユニット名は、命名権が出資者の流川市に属しており、原案の段階では市の上層部が考えた【流川ダイナマイト☆ギャルズ】という昭和臭あふれるものだったが、計画責任者の太田の尽力によって上層部の機嫌を損ねないまま【流川ガールズ】に落ち着いたという経緯がある。
魚心くんのテーマソングを歌っているが、後に流川ガールズそのもののイメージソング、「流川ガールズソング」も作られ、劇中で披露した。
ロコドルフェスタに参加するにあたり、「あぁ流川」と「魚心君ソング」しか持ち歌が無かったため、新曲の必要に駆られ製作される事に。
- 「流川ガールズソング」
作詞:桜アス恵/作曲・編曲:滝澤俊輔(TRYTONELABO)
歌:流川ガールズ(宇佐美奈々子/伊藤美来、小日向縁/三澤紗千香)
外注の予算がないため、奈々子らが製作する事に。
作詞は(経費削減の事もあり)奈々子が担当。
当初はハードなろこどる活動をそのまま書くなど苦心していたが、縁の応援、みらいによる作詞ブラッシュアップ、そして縁の作曲にゆいによる振り付けなど、皆の協力のもとに完成する。
最終回、ロコドルフェスタで大トリを堂々と締めくくり、流川ガールズの魅力を存分にアピールした。
- 「魚心君ソング」
奈々子の叔父で流川市役所ふるさと振興課係長である太田貢によって作詞作曲された魚心君の為に作られた曲 なお、国家公務員なので恐らくタダ働きで作ったと思われる。
- 「あぁ流川」
流川市の市歌
流川市民なら子供でも完璧に歌える程になじみが有る市歌
「流山市民の歌」
流川市の姉妹都市「流山市」の市歌
姉妹都市なのが関係しているのか色々よく似ている。
(「あぁ流川」の元となった曲とされる)