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王賜剣一型

えくすかりばーこーるぶらんど

王賜剣一型は、川上稔氏の著作「境界線上のホライゾン」に登場する武装の一つである。

概要

GENESISシリーズの世界の英国において『アーサー王伝説』におけるアーサー王の剣「エクスカリバー」の歴史再現として作られた神格武装「王賜剣」の一つ。

『アーサー王伝説』の成立の過程において「石に刺さった真の王の素質の持ち主のみが抜ける剣(本来はエクスカリバーと同一視する伝承はなかったとされる)」「“湖の貴婦人”と呼ばれる神秘の存在から授かった魔法の剣(後世の物語においてエクスカリバーの出自として加えられたとされる)」などエクスカリバーの出自に対する複数の説が生まれたことや、それに対し「一度は騎士道に背く行いを取ったことより折れたが、自らの過ちを悔い改め“湖の貴婦人”により修復されたとも新たな剣を授かった」とする説も生まれたことを採りそれぞれ「王賜剣一型 (EX.コールブランド)」「王賜剣二型(EX.カリバーン)」と呼ばれる二振りの王賜剣が作られたとされていたが、本編開始時点では岩に刺さった姿で英国の守りの要とされ原典通りに「この剣を引き抜く者、王たる資格を持つ者なり」と伝えられている王賜剣二型のみしか実在が確認されておらず、“王賜剣を抜く者”の意味と王賜剣一型の行方が原作Ⅱ<上><下>及び対応する範囲のアニメ版Ⅱの物語の要の一つとなっていた。


メアリ点蔵に嫁入りする際に持ってきた嫁入り道具。

二振りの片刃剣で、背を合わせることで一本の長剣となる。


神格武装であるため意志を持ち、空中を浮遊したりメアリの指示で自律行動を取ることも可能。

メアリと点蔵の二人によって封印から解き放たれたためか、点蔵にも懐いている。


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